
ミリエルド州の山奥にあるリヤ村には怪異が存在し、旧来から村人の畏怖の対象とされてきた。
「三つ子の少女を見かけたらすぐに逃げること」
その怪異に関する文献には必ず記されている文言だった。
目撃者の証言によると、彼女たちは3人とも目玉が1つしかついておらず、常に笑っていたのだという。
また、彼女たちの正体は死者の霊で、目玉が1つしかないのは、3人とも生前父親に抉り取られたからだといわれている。
名をナンシー、デイジー、コインランドリーといい、3人に捕まった者は片目を抉られるか、洗濯されるのだという。