狩人の勇者達! ~その3~
アリシアとミディアが森で迷子になっている頃、、、。
~~ウィザリア郊外の鉱山地帯~~
~~リーゼ、ランスロットペア~~
ラン「この辺りにすっか。確かこの辺でスケイルドラゴンの目撃情報があったはずだ。あいつの肉はなかなかイケるからな!」
リー「そうね。ちょっとクセがあるけど滋養強壮になるしお酒にも合うから社長も喜びそうね。」
ラン「問題はどうやって見つけるかだな。あいつらドラゴンのクセにコソコソしやがるから見つけるの苦労すんだよなー。」
リー「そうね。。モンスター寄せの香水でもしてこればよかったかしら、、。」
ラン「それはダメだ。」
リー「あら。どうして?」
ラン「お前が危ない目に遭うかもしんねぇだろ。」
リー「、、、あっ、、ありがと、。」
ラン「んー、どうすっかなー、、。」
リー(ランスロットって平気でこういうこと言うから困るわ、、。女の子苦手なクセに、、。あっ、でもアリシアやミディアとは普通にしてるしノアとも最近は仲良くなってきてるみたいだし苦手克服してきてるのかしら、、。
最初はあの子達とも全然話せなかったのに。
あれ?でも私とは最初から普通に話せてたわよね、、。
もしかして、、女として見られてない?!)
ラン「どうした?リーゼ。行くぞ?」
リー(もしそうなら何かムカつくわ、、。ちょっと確かめてみようかしら。)
リー「ねぇ、、ランス。ちょっと疲れちゃった。少し休まない?」
ラン「ん?珍しいな。
、、もしかして体調悪かったのか?!早く言えよ!ちょっと待ってろ!確か近くに川があったから水汲んで来てやる!」
リー「あっ、、ランス!」
ダダダダダダッ
猛スピードで山を下るランスロット。
リー「そういうことじゃないってば、、。」
そばにあった岩に腰かけるリーゼ。
リー(ブレイブロードで出会って10年、、パートナーになってから8年かぁ、、。ずーっと一緒だったもんね、、。女としてなんか見られてる訳ないか、、。ランスって鈍感だし、、私の気持ちなんか分かる訳ないわよね、、。)
ダダダダダダッ
猛スピードで山を登りリーゼの所に戻るランスロット。
ラン「はぁっはぁっ、、ほらっ。とりあえず水飲んどけ。えーっと、、それから、、あっ!横になるか?!待ってろ!この辺の岩ぶっ壊して寝れるように、、、」
リー「フフッ。ありがと。そこまでしなくて平気よ。」
ラン「そっ、そうか?ならいいけど、、。」
リー「ねぇ。他の女の子達でも同じようにする?」
ラン「他の女の子?後輩たちのことか?」
リー「そう。」
ラン「そりゃあ、大事な仲間だしな。アリシアもミディアもノアも強いけど、オレからしたらまだまだ手のかかる子供だしな。」
リー(そーよね。ランスロットならそう言うと思った、、、。)
ラン「けど、、。一番心配すんのはお前、、だな、、。」
リー「えっ?」
ラン「いや!ほらっ!お前って色々完璧だろ?!そんなお前が体調崩すってよっぽどのことだろうし他の奴らより心配になるっていうか、、、」
リー「、、、。」
ラン「それに、、あいつらは仲間だけど、お前は、、なんつうか、、家族みたいな、、感じだしな、、。」
リー「?!」
ラン「あんまり恥ずかしいこと言わせんなよ!」
リー(家族、、家族ね、、、。フフッ。)
リー「じゃあ、ホントに家族になる?」
ラン「なぁっ?!」
リー「フフフッ。ブレイブロードのエース様が顔真っ赤よ。さっ。行きましょ。」
ラン「何だよ、、ったく、、。」
ラン(あいつらがもう少し強くなって手がかからなくなったら、、、その時は、、、)
バサッバサッバサッ
グォオオオオオ!!
リー「あっ!ランス!あっち!いたわよ!」
ラン「おっしゃあ!行くぞリーゼ!!」
リー「ええ!」
不器用なエース達の距離は前よりもほんの少しだけ近付き、それは二人にとって確実に大きな変化となっていた。
依頼継続!!




