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白髪の英雄と拝火竜を封ぜし剣  作者: ふぇんりる
大森林編
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三十八話 地獄の調合

さて、俺たちは現在リンの調合部屋、仕事部屋でポーションを調合しております。

なぜだって?

そりゃぁ・・・


「私一人で300本?セイ、アナタなめてるの?助手のマリア(エルフ幼女)がいても一月はかかるわ。そうださらにお金まけてあげるからアナタたち手伝いなさい!セイは昔依頼でしたことあるわよね?ならセイはひたすら調合しなさい、そっちのエルフと奴隷の子は薬草採集。それからそこのロリータ服の女の子は私たちとひたすらポーションを瓶詰めにする作業をするわよ!さっ!はやく動かないと終わらないよ!」


と言うことで俺たちは現在ポーション作りをしてます。


ポーションの主な原材料は薬草以外に大森林の朝露とロッカの実で出来ている。


大森林の朝露はその辺に普通にあるのを瓶詰めにしてある。

ロッカの実は裏庭にたくさん生えているので問題ない。


これらを五時間鍋で煮詰めると上級ポーションが出来る。

下級ポーションはロッカの実を抜いたもの。


また、このポーションに世界樹の葉、上位竜の血を加えるとエリクサーが出来る。


賢者の石の作り方は知らん!


俺はポーション作りとか依頼でした数回だけだし、基本店売りだから気にしてないし、えっ?エリクサーの作り方をなぜ知ってたって?

そりゃぁ・・・リンに教えられたからだよ。エリクサーが欲しい←素材がない←何の?←上位竜の血←はぁ!?←討伐してこい←はいと言うことで昔作ったからだ。


それにしてもこの臭い耐えるのはキツイ。臭いはあれだアレ、ピーマンメインの野菜ジュースを濃縮した感じ。


でも、ポーションって臭いは酷いんだか味はポ○リみたいな味何だよなぁ・・・


初めて飲んだときはぁ!?ってなったもんなぁ・・・


おっとリンが睨んでるし、サボってるのバレたかな?

怒られ前に仕事しよ・・・鍋をグールグール・・・あっつ!目に入った!ポーションが目に入った!

俺の目がぁぁぁぁぁ・・・


作り始めてから三時間程煮付けると店頭で売られているのに近い緑色をした液体になる。

ここからさらに二時間混ぜながら煮詰める。

すると・・・店売りのポーションとなります!澄んだ色をした緑の液体・・・

見た目はとってもカラフルです!


☆☆☆


服に染み付く濃縮されたピーマンメインの野菜ジュースの臭い。

こりゃぁ普通に洗っても臭い落ちないだろうな・・・


後で【浄化クリーン】の魔法かけておかないとな。


ちなみに【浄化クリーン】の魔法は光属性下級、分類生活魔法で、庶民でも使えるお手軽魔法である。


消臭、汚れ落とし、下級霊の浄化も出来る。


まぁ、浄化を霊に使おうとしても見えてなきゃ意味ないが・・・


あっ、それとスケルトンとかゾンビなどのアンデットモンスターには効果はない!


効果があるのはレイスといった霊系の魔物位である。






ポーション作り一日目、回復ポーション完成数56本、魔力ポーション0本。


残り、回復ポーション44本、魔力ポーション200本。



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