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あの時、君はそこにいた → 剣と魔法の王国戦争  作者: マイノス
群雄割拠する新興ギルド

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マイノスの現実 << マイノス 2 >>

『剣と魔法の王国戦争』との出会い << マイノス >>

https://ncode.syosetu.com/n9816kr/16/

 私はスマホゲームとは相性が良かった。

 私は大学を卒業後、様々な職場を転々とした後、国家資本の大企業の子会社に採用されて、仕事をしていた。

 仕事は特殊な資格は必要としない仕事で、給料も多くはなかったが、休暇はしっかり取れるのと、仕事が難しいものではなかったので、収入や余暇時間は安定して確保出来ていた。

 家庭をもっていたら別だろうが、私は独身で、高くない給料でも暮らしていけた。

 趣味もこれといってなかった。

 そんな状態だったので、私はテレビゲームで良く遊んだ。

 とりわけ、コミュニケーションを取りながら遊ぶネットゲームは、スマホゲームが登場してからは手軽に遊べるようになり、私を夢中にさせた。

 私はいくつものスマホゲームを経験したが、戦争ゲームや歴史ゲームを好んだ。

 だが、どれも結末は同じだった。

 私は課金をしていなかったので、いつも途中で敗北が続き、ゲームがつまらなくなって止めていた。


 無課金なら無課金なりに、弱ければ弱いなりに、楽しく遊ぶ方法はある。

 強い集団に所属して、その集団の方針に従い生きていく。


 実際に私は、現実世界では、挫折と転職を繰り返した後に、国家資本の組織の中で、そうやって生きることにした。

 ただ、それは面白いものではなかった。

 自分の好みも適性も生かされることもなく、ただ与えられた環境の中で生き長らえるだけ。

 失業や挫折による苦痛や貧困は、命の問題にもなりかねなかったので、やむを得ないとは思うのだが、肉体的な苦痛のないゲームの世界で、そういう生き方をするつもりはなかった。

 勇気と愛に満ちたゲームプレイを心がけて遊んだら、その結果は、若い頃の現実世界と何ら変わらなかった。

 いつも途中で敗北が続き、ゲームがつまらなくなって止めていた。


 ただ、私が若い頃と違い成長した部分は、こうやって手にした縁を、気分が乗らないというだけで、手放したりはしなくなったところだろう。

 私はダウンロードしながら、解説を読んだ。

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