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帝国軍の侵入
前世では肌身離さず付けていた。
帝国の捕虜となった時もペンダントだけは没収されなかった。
「ありがとう。母さーー」
母さんへの礼を遮る鐘の音。
そうか。来てしまったのか帝国軍が。
突如、玄関が開けられ領民が入ってきた。
「領主様!」
ああ、また繰り返されるのか。
「帝国軍が攻めてきました」
領民の報告を受け、父さんの怒号が響き渡る。
「同盟条約が締結されたばかりだぞ!」
「門は突破され、帝国軍が侵入しております」
震えながらも安心させようとしてくれているのか、母さんが手を握ってくれた。
ふと考えた。
この歴史は変えられないのだろうか。
俺には前世で培った記憶が残っている。
子供に戻った影響で身体能力は落ちているが、マナの操作方法はわかる。
武器がいる。
「父さん! 侵略に立ち向かいましょう」
父さん、母さん、領民は俺のセリフに驚いたのかじっと見てくる。
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