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第49話 Ⅴ最強大会 決勝戦

 「チームA惜しかったですね!最後の一騎打ちも、手汗を握る戦いでした!!本当になんか、本配信の影響を受けすぎて、解説者みたいな口調になってますねw」


 〈惜しかった!!〉

 〈ナイスファイト!!〉

 〈最後焦っちゃったかな?w〉

 〈メイクー-------!!!!〉

 〈和葉!!!!!!〉

 〈ナイファイ!ナイファイ!!〉

 〈あとちょっとだった!!〉

 〈ウルーカ、マジで強い!!〉

 〈みんな頑張った!!〉

 〈次は決勝だ!!〉


 二回戦はその後、チームA、チームDの両方共、相手の勢いを抑える事が出来ず、そのまま負けてしまった。最後の最後に、和葉さんとメイクさんの二人がそれぞれのチームの殿を務め、相手との一騎打ちまで持っていったが、残念ながら一歩届かなかった。

 視聴者の中にも、決勝戦の前に敗退してしまった事に対して惜しむ声が多々あったが、4位決定戦でチームAとチームDが戦うとなって、盛り上がっている。まぁ、盛り上がり過ぎて、決勝戦の視聴者数よりも多いのは困ったものだが。

 取り敢えず、決勝戦はチームC対チームB対チームEで戦うこととなった。

 決勝戦はリーグ戦で行い、2勝したチームの勝利。全てのチームが一勝一敗の場合、合計キル数が一番多いチームの勝利となる。

 決勝戦開始直後、4位決定戦と最下位決定戦が行われる。4位決定戦はチームA対チームD、最下位決定戦はチームF対チームGで勝敗を決める。

 

 チームCとチームEの試合は、序盤からチームCが3ポイント先取し、チームCが先行している。ちなみに、チームA対チームDの試合は2対2で、互角の戦いをしているようだ。


 「チームC、やっぱり強すぎじゃないですか?w4位決定戦は長くなりそうですね!」


 〈ウルーカ居るの反則やろwww〉

 〈こんならく~〉

 〈4位決定戦の方に人多すぎww〉

 〈今回の大会、長くね?〉

 〈いつものⅤ最強は3時間ぐらいで終わるんだけどねww〉

 〈主要ゲームがvoltexになったから、しょうがないw〉

 〈チームCつよ!〉

 〈チームBが巻き返し始めたぞ!!〉


 「おお!!ラミエルさんとイブ・カノンさんが中心となって、試合の盤面をコントロールし始めましたね!!」


 チームCの動きを予測し、トラップやメンバーを配置して戦うことが得意な、ラミエルさんとイブ・カノンさんがラウンドを勝ち取っている。特に、チームCの中ではvoltexの経験が浅い、如月 荒野さんと猿飛 慎太郎さんが、チームBの作戦にハマっている。

 チームCの大黒柱、ウルーカさんをチームBのリーダー、ターザン イロマスさんが抑えてくれている為、7対5でチームBがリードするまで、チームの勝利へと一歩近付けた。


 「やっぱりゲームIQが高い人が多いですよね!!」


 〈それ!!〉

 〈有名配信者の大体がそんな感じよな!〉

 〈ただIQが高ければいい訳でも無いからねww〉

 〈イロマス頑張ってるな!〉

 〈ポテンシャルだけなら負けてないぜ!!〉

 〈最下位決定戦の方も盛り上がってるけど、厄介な視聴者もあっちの方が多かったよwww〉

 〈指示コメントだけは止めて欲しいもんだぜww〉

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