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更新が遅れてすみません!

また遅れるかもしれませんのがどうかご容赦を・・・

「アクセリナ、私について教えて」


「お前についてか……」


そう言うとアクセリナは考え込んでしまった。

そんなに答えにくい事なのか?

やがて「そうだな」と言ったかと思えば、


「まず我らのことについて教えよう」


「エルフ……だよね?」


「変なことは覚えているんだな」


ちなみにアクセリナは金髪碧眼というこれぞエルフと言う見た目だ。

プライドも高いので、くっころとかいいそうだ。


「我らはお前の言う通りエルフだ。だがお前の考えている者とは恐らく違うと言っておこう」


エルフはエルフじゃないのだろうか?


「確かに我らはエルフと呼ばれている。だがその実態はお前の言葉を借りると神樹の端末のようなものだ」


「じゃあ神樹=エルフと言うことなの?」


「それは違うな。他にもエルフと呼ばれている者はいるが、それらは我らとは別の者だ。他のエルフが他の神樹の端末と言うこともない」


とはまた違うようだ。エルフの中でも特別ってことなのか、いやあるいはエルフを模した姿をしているからエルフと呼ばれているのかもしれない。


「個体としての名前はあるが、大本は同じ”モノ”だ」


「”モノ”?」


「端的に言えば我らは一つの魂だ。我らは神樹から生まれ、死んだ後は神樹へと帰る」


アクセリナの顔からは信仰ではなくそれが自然の摂理なのだと、そしてそれらを語る表情はどこか寂しげだった。

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