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1.日常
リハビリがてらに投稿です!
細部決まってないので多々修正予定です
誤字、脱字、不自然な話の流れがあれば感想頂けると幸いです
「あっそ、じゃあ消えて」
交渉は決裂した。手切れ金として炎をプレゼントした。
ちゃんと消し炭になったところを見ると”そういうもの”は持っていなかったようだ。
炎以外を使うのは慣れないので助かる。
人が燃え、衣服が燃え落ちる中、残ったものがあった。
本だ。そして私の目当ての物でもある。
開き、流し見程度に目次を見る。
どうやら外れのようだ。この世界の水を関する文字を見つけた所で本を閉じる。
そして拘束具を嵌めて、空に穴を開けていつも通りにその中に投げ込む。
最後に本が”暴れていた”ところまでいつも通りだ。
まったく私の願いはいつ叶うのやら……