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目覚めてそれから3

金糸がクリア達からこの世界の事を聞いたが別にこれといって驚くことはなかった。

魔王が産まれて世界に魔物などが出現した。

ありきたりだ

勇者が仲間とその討伐に行った。

ありきたりだ

ここらへんの森はエルフの民から捨てられた森で魔物もたまに見かける。

ありふれている

その他にも様々な事を聞いたが金糸にはあまり興味がなかった。


「この世界には魔法とかは無いのか?」


金糸はクリアに聞いてみた。

クリアはコルムの顔を見る。コルムは少し不安そうな顔をしたがクリアに任せると言った表情をする。

クリアは軽く息を吐き金糸の方を向く


「・・・その魔法とやらはおそらく【魔解放現まかいほうげん】だろう。私たちは【レーア】とよんでいる。」


「・・・レーア、ねぇ・・・」


金糸はクリアに質問責めだった、種類、属性、制限、回数、様々な事を聞けるだけ聞いた。クリアは金糸の質問に答えられる事は全て答えた。

質問を終えると金糸はエルフ二人と別れて歩き出す、その後をいつのまにか起きていたユニコーンが付いてくる。

深い森の中を歩くとだだっ広い平原に出た。


「ここでいいかな、、、」


金糸はそう言って平原に寝そべって眠った。


「なんだ?こいつは?」


誰かの声がするが金糸は深い眠りについたためその声は聞こえない。


「王子、如何致しますか?」


従者のような老人が王子と呼んだ若者に意見を求める。


「ふっ、ユニコーンを連れているとなると何か特別な才能があるのだろう。おい!連れてくぞ!」


若者がそう言うとゾロゾロと屈強な兵士達が現れ眠っている金糸を紐で縛り荷馬車に乗せてユニコーンと一緒に連れて行く。

これから向かう場所は【リスクド王国】唯一の城、【バガルゼルド城】である。

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