湖の騎士と円卓の女王
舞台は2011年の日本のとある都市。主人公、湖騎 爛守(こうき らんす)はひょんなことから黒髪の美女に出会い、その出会いがきっかけで彼のありふれた日常は非日常へと変わってしまう。黒髪の美女は凛とした声で言い放つ。『我が英名(えいめい)を聞くがいい!我が名は円卓の女王。騎士姫(きしおう)とは我のことなり』と。過去の英雄達が現代によみがえる。何処にでもある日常という名の真っ白な1ページに落ちる一滴の染み(イレギュラー)。さぁ、始めよう。―――舞台の幕はここに上がる。
prologue:運否天賦
2011/07/18 11:13
(改)