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詩全集3

白色と透明

作者: 那須茄子

白色と透明は

どう違うのか

どっちがより綺麗なのか

私は随分前から

気になる

本当の意味を知りたい


白い紙は

全てを受け入れる無垢さか

それとも何も映さない強固ものか


白雪は世界を静寂で覆い隠す優しさか

それとも冷酷なまでに全てを凍らせる終わりか


透明な水はどんな色にも染まる柔軟さか

それとも何も持たない空っぽの虚しさか


透明なガラスは世界をありのまま映す真か

それとも触れることのできない隔たりの象徴か


誰かの心にある美しい思い出は

まぶしいほどの白色だろうか

それとも涙で滲んだ透明だろうか


きっとどちらも正解で不正解

迷いながらも

それを探し続けることが

一番美しいのかもしれない


白色と透明を

本当の意味を知りたい


答えになりそうな答えは今

直感的にいいと思った

ありきたりな中にあるのかもな

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