エッセイとは思えないエッセイを見かけたので書いたエッセイ
エッセイ大好き鶴舞麟太郎です!
私、今、とても怒ってます!!!!!!
実は、先月の活動報告でこう書きました。
【青年期編の佳境に突入している『南総里見異聞録』なんですが、もうしばらくしたら2か月少々の休載期間に入るつもりです。(中略)今年はこれから繁忙期(?)に入り、間違いなく死ぬほど多忙になります。『書くこと』にリソースを割いてしまいますと、日常に支障が出かねません。毎週の更新を楽しみになさっている方には申しわけありませんが、どうぞ御理解ください】
不言実行で、先月末から連載を停止し、『書く』ことはもちろんのこと、自分を律するために『読む』ことにも時間制限を加えていたのですが、今、その禁を解くことにしました。もちろん怒りをぶちまけるためです!
実は、本日、とある短編作品が投稿されました。ヒロインざまぁの悪役令嬢物で、1日足らずで評価は600PTちょっと。
この系統の話としては、まずまずの評価かと思います。
読んでみた感想としては、オリジナリティが出ており、内容も面白かったです。三千字弱でさらりと読めましたし、適度に改行もなされており、読みやすいのも良かったです。
最後までしっかりと読み切りましたが、私は一切評価していません。
だって、その作品、エッセイだそうですから!
あ、意味が分からない人のために、エッセイの定義を書いておきますね。
エッセイとは
1 自由な形式で意見・感想などを述べた散文。随筆。随想。
2 特定の主題について述べる試論。小論文。論説。
出典 小学館デジタル大辞泉
ちなみに、『なろう』の運営さんの方では、ジャンル分けの目安としてこのように説明しています。
エッセイ:個人的観点により思想や物事を論じている作品。
この作者さんは、異世界恋愛系統も、エッセイも書く方ですので、おおかた投稿ジャンルを間違えたんでしょう。
「しばらくしたら気付くだろうから、後でジャンルが変更されたら評価しよう」
朝の段階ではこう思っておりました。
で、問題はここからです。
夕方になって、読書を解禁し、日課の新着短編エッセイチェックを始めたところ、この作品がまだ残ってました。
「……ああ、まだ気付いてないんだな」と、思いつつ、ふと、ポイントに目をやれば……。
な! 626PTだと!?
はい。2位にダブルスコア以上の差を付けて、堂々のエッセイ日間トップです。
さらに、明日までエッセイジャンルに残されているならば、おそらく、週間ランキングトップ、場合によっては月間ランキングもトップになる可能性すら出てきました。
お前は、ジャンル詐欺でランキングトップをになったことを怒っているのか?
いいえ! 誰でもミスはありますので、ここで作者様のミスを問う気は全くありません。
私が許せないのはね、このエッセイ(?)を評価した人が70人以上もいることですよ!
先ほどのエッセイの条件をよく見てくださいね。この作品、どこがエッセイだと思います?
さて、こういうことを書くと多方面から反感を持たれて、何の得にもならないのは良く分かっているんです。ですが、ですが、誰も書いてくれないので、敢えて言います。
あんたらなぁ、ジャンルぐらい見てから評価しろや!!!!!!!!
あと、数百字レベルの小説を、毎日のように何本もエッセイジャンルに投稿なさっている方がいます。
最初は全くポイントが入ってませんでしたので「お姉さん教えてあげて!」と思ってました。ところが、なんと、最近ポイントを付けてる方がいるんです。
あんたらもだぞ! ポイント入れたら、このままずっとエッセイ()の投稿続くし、下手したら「これもエッセイでいいんだ!」って勘違いするヤツ出てくるぞ?
……失礼しました。少々興奮してしまいました。『なろう』の『ジャンル』は作者の意図によるところが大きいです。作者が『異世界恋愛』だと思ったら、恋愛要素が皆無でも『異世界恋愛』ですし、カタカナの名前ばかり出てくる純粋な異世界物語でも、作者が『ローファンタジー』だと言ったら、『ローファンタジー』なんです。
そして、『ジャンル違い』は『規約違反』ではありません。ですから、運営さんに訴えたとしても、ジャンル移動等、何らかの措置が取られることもありません。
そんな中、読者が出来る一番無難な意思表示は『ポイントを入れない』ことです。
ポイントを入れるのは優しさです。でも、何でもかんでも入れれば良いってもんじゃないと思います。なぜなら、ポイント付与によって、作者様方に誤ったメッセージを送ることになりかねないのですから。
確かにエッセイジャンルは、異世恋やハイファンとは比べようもない過疎地帯かもしれません。でも、私はエッセイでは、世間一般にも通じる随筆や小論文を読みたいのです。
追伸
最初に取り上げた600pt超えの作品は、本作の投稿直前に別ジャンルに移動しました。
作者様の意図的な行動でなかったことが分かり安心しました(※評価もしてきました)。
なお、本文で述べているとおり、私が問題として取り上げたのは当該の作者様のミスではありませんので、この追伸部分を書き加えた上でそのまま投稿いたします。
また、こちらも述べたところではありますが、投稿ジャンルを選択するのは作者様の権利です。本作を読んで作者様方に苦情を物申すのは厳にお控えください。
最初にも書きましたが、私、現在『なろう』にアクセス制限をかけています(※自主規制)。感想への返信は、普段よりも遅く、そして、少なくなると思います。その辺は御容赦ください。
それと、いつものヤツを。
200字以上の反論や擁護に関しては、是非エッセイとして投稿してください。私を含め数人しか来訪しないであろうこんな感想欄に書くよりも、よっぽど多くの人の目に触れるはずです。あなたの素晴らしい意見を、色々な人に広く知ってもらおうではありませんか!
なお、私、新着短編エッセイに関しては全て目を通しておりますので、書いていただければ必ず読みに行きます。
反論・擁護エッセイお待ちしてます!