航空学校入校式
「 イーグ二等飛曹
海軍兵学校より、ケヌペウス航空教育隊に転属を命じられ
只今着任いたしました!」
門番「ご苦労!
航空学生諸君は1000に講堂に集合せよ」
航空教育隊の基地は広い
航空隊の基地ともあって
滑走路も二本あり対空砲等もある
ここでは航空整備科や高射科も訓練を行うらしい
ゼールス「よっ!おまえまだいたのか
辞めたかとおもってたぜ」
…
こいつは海軍兵学校時代さんざん俺をいじめてたやつだ
ゼールス「魔力が、ねぇやつはやめちまえよ」ドンッ!
「くっ……」
??「そこ!場所をわきまえたまえ!
ここを、どこだと思ってる 口だけのやつはいらん
今すぐ帰れ!」
ゼールス「?…しっ失礼しました!ダグレス少将」
少将「貴様はここをどこだと思ってる
空中勤務者と地上とのやり取りがあっての
航空魔導飛行兵だ!他人を馬鹿にして
役立たずのやつなどいらん! よく考えろ!」
ゼールス「申し訳ありません」
「あの…ありがとうございます」
少将「なに…いいんだ、だが、魔力がないというのは
本当かね」
「はい…生まれつきからっきしでして」
少将「そうか…大変な道かもしれんがまぁ頑張ってくれ」
「はい」
はじめて人に期待された気がした…
そして1000の集合間に合わせるため
講堂に向かった
1000どうやら入校式がはじまる
起立!
これより第25期航空学生入校式を始める
一同、礼
国歌斉唱
♪~
ケヌペウス航空教育隊司令
ダグレス少将より祝辞
ダグレス少将「諸君らは、何倍もの倍率をくぐり抜け
この航空教育隊に入ってきた
だが、我々には無能をかくまってる暇はない
力なきものは今すぐ出ていけ
しかし、今世界情勢は緊迫している
君たちの力がいずれ必要になるときが
来るだろう
その時のため諸君らは日々訓練を重ね
帝国の礎となってくれ!
これが私からの祝辞とス」
一同敬礼!
入校宣言
代表 ゼールス一等飛曹
「我々はこの地で学び
一人の帝国軍人として
恥じぬよう 一人前の航空魔導飛行兵となるべく
誠心誠意励むことを宣言ス]
五省斉唱!
一、至誠しせいに悖もとる勿なかりしか
真心に反する点はなかったか
一、言行げんこうに恥はづる勿なかりしか
言行不一致な点はなかったか
一、気力きりょくに缺かくる勿なかりしか
精神力は十分であったか
一、努力どりょくに憾うらみ勿なかりしか
十分に努力したか
一、不精ぶしょうに亘わたる勿なかりしか
最後まで十分に取り組んだか
以上をもって第25期航空学生入校式を終了ス