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プロローグ(今日も出撃)
1945年~
空はこんなに青くて綺麗なのに残虐なもの
我が国の空は血塗られていた。
毎日、
B29がやって来て人々をゴミのように焼却処分していく。
そんな中、唯一それらに対し刃向かい続けている部隊がいた。
大日本帝国海軍 第343海軍航空隊 通称 剣部隊
まぁ俺はそんなところにいるわけだが…
今日もまた、出撃だ…燃料だってほとんどなく
数機しかあがることができない…
だが、これだけは思う俺らの部隊は日本いや世界一の航空隊だと。
おっと……俺は誰だって? 俺は分隊士 菅井 徹 少尉だ。
ジリリリリリン 「チッ… また出撃だ。…」
整備員「菅井さんいつでも出せます。」
俺は、紫電改へ飛び乗り空へかけのぼった。
俺の部下もそれについてくる