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第32話 1回戦と、応援と、身体強化魔法

 さて、決勝トーナメントだ。

 6回勝ちぬくと優勝だ。

 トーナメント表を見るとニオブと当たるのは決勝。

 ニオブが決勝まで勝ち残れるか分からないが、もし勝ち残ればコテンパンにしてやろう。


 よし頑張るぞ。

 1回戦はモスと呼ばれている生徒だ。

 ニックネームかも知れない。


「モス、頑張れ!」

「応援してるわよ!」


 モスの友達が応援している。


「タイトがんばっ!」

「こんな所で負けたら承知しない! あなたはライバルなのよ!」

「美しく散ってこそ花!」

「まあ、気楽にだ!」


 魔法おもしろ研究会のメンバーも応援している。

 応援の内容はちょっとどうかと思う物もあるが。


 モスと向かい合い、審判が真ん中に立った。

 いよいよ始まるようだ。


「準備はいいか」


 審判が手を振り上げて聞く。

 俺とモスは無言で頷いて、スペルブックを開いた。


「では始め」


 審判が手を振り下ろした。


「【回転火球弾】」


 モスはスペルブックのページをめくると短縮詠唱をした。

 おお、火球を回転させ葉巻状にして高速を実現しているのか。

 俺はバリアの魔道具を起動させた。

 バリアに触れると火球は消えた。


「今度はこっちの番だ。【誘導電撃】」

「ならば【水の盾】」


 電撃は水で防がれた。


「【水生成】。これでどうだ」


 俺は水で相手の足元を濡らした。


「何のつもりだ?」

「【電撃】。決まったかな」


 電撃が地面を伝わってモスを襲った。


「痛っ、バチっと来た」

「勝負あり。勝者タイト」


「くそう負けたか」

「良い勝負だったよ」


「タイト、お疲れ」

「さすが私のライバル」


 マイラとセレンが駆け寄って、俺をねぎらってくれた。

 舞台を降りて、アキシャルとエミッタのもとに行くと、我が事のように喜んだ顔を見せる。


「エクセレント、美しい勝ち方だ。さすが我がクラブの後輩」

「電撃は見栄えがするのだ。しかし、爆発には劣るのだ。私なら水の盾を術者ごと吹き飛ばしていた」

「まあそうだね。改善の余地はまだあるかな」


 1回戦が終わったのでみんな戦いを観戦する。

 マイラが少し寂しそうだ。

 出たかったのかな順位戦。

 マイラは生徒ではないので出場資格はない。


「来年は受講生になると良いよ。出場資格が出来るから」

「ううん、いいの。ただちょっと寂しかっただけ」


 マイラの為に身体強化の魔法を作ろうと思う。


#include <stdio.h>

#include <stdlib.h>

void main(void)

{

 FILE *fpi,*fpo; /*体の定義*/

 int i;

 fpi=fopen("モンスチ.body","r"); /*マイラの体を読み込みモードで開く*/

 fpo=fopen("temp","w"); /*仮の体を書き込みで開く*/

 i=getc(fpi); /*体のデータを入力*/

 while(i != EOF){ /*体のデータが終わるまでループ*/

  if(i & MUSCLE_FLAG !=0){ /*筋肉か判定*/

   i=i+10; /*筋肉なら10アップする*/

  }

  putc(i,fpo); /*仮のデータを出力*/

  i=getc(fpi); /*体のデータを入力*/

 }

 putc(i,fpo); /*仮のデータを出力*/


 fclose(fpi); /*閉じる*/

 fclose(fpo); /*閉じる*/

 system("copy temp モンスチ.body"); /*出力した仮データを体に上書き*/

 system("del temp"); /*仮データを消す*/

 time_wait(360000); /*1時間待つ*/

}


 こんなのでどうだ。

 神秘魔法名を俺に書き換えテストした後に、マイラが獲ったラッシュボアの魔石で魔道具を作った。


「どう、調子は?」

「凄く良い。タイト、大好き」


 マイラは高速で動いている。

 これで一つやる事リストから項目が消えたな。

 俺の分は作らないのかだって?


 テストした時に、こけまくったよ。

 どうやらタイトの運動神経は良くないようだ。

 何でも出来る人間はいないから仕方ない。


 こうして、順位戦2日目は終わった。


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