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ブラッディーバレンタイン

二人を車から降りさせ、工場の責任者たちの盾となるように並ばせる。


 そして、この後どうするかになる。こう着状態にするのはするので好ましい。あとはエレンが駆けつければ解決する。ある程度公的処理にするためのお膳立ては終わった。工場連中自体は皆殺しならば問題はなかった。しかし、事後処理や情報を得る為の問題がある。


 そして、想定外の人物としてスプーナーがいる。


「おっと、動くな…お前らが子供らを密輸するのに使うリストを見せろ」


 スプーナーが上位組織の構成員を人質にとられ、うかつに動けない工場の責任者と従業員らに米軍特殊部隊が採用したドイツ製45口径の拳銃を向けて、ホールドアップする。


「姪を探してるのは本当のようね。だけど、あなたの行為は見過ごせないのだけど…」


「手が離せないところ悪いな」


「残念だけど、手はまだある」


 その時、散弾銃の発砲音が何度も響き渡る。そして、音はこちらに近づいてくる。


「はーい、社長サーンいや工場長?どちらでもいいから社長全員呼んで」


 アメリカ製、フルオート可能な散弾銃を装弾数が多いドラムマガジンを使用した物を持ってジェーンは現れた。


 前回の暴れ具合を知るタチアナは特にリアクションはないが、スプーナーはフルオート散弾銃というけったいな物を持った見た目ハイスクールガールに驚いた。


「おいおいおい!!ちょっと待てよ…何だこの状況!!日本にセーラー服と短機関銃って聞くけど、なんちゅう物騒なモノ持ってるんだ!!」


 スプーナーを無視して、工場責任者に銃口を向けて命令する。


「従業員を集めて一列に並んでちょーだい」


 しばらくして、例の二人組を含めて工場の関係者を一列に並ばせる。


「ちょっと我慢してくださいね〜ちょっと痛いですよ〜」


 そう言うとジェーンは、一列に並んだ者たちに散弾銃を掃射した。響き渡る悲鳴を聞きながらジェーンは呟く。


「カポネもこんな気分だったかな?」


 彼女は倒れ伏す者らに気持ちよさそうな表情だった。


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