ステルスアクション
外は広い敷地に積み重ねられている廃車同然の車からリペア可能な車、使えるものから新品同然の車がズラリと並べられている。
足止めとして出入り口を固めるのも手ではあるが、重要人物である二人組と工場責任者の身柄を押さえることが最優先である。まわりを片付けたあと車両が並べられている場所に身を隠すように低姿勢で進む。特に車が積み重ねられているエリアはまるで密林の様な状況だ。いつしか、敵はタチアナとスプーナーを見失った。二人は手慣れた様に隠密行動を行う。音もなく移動し、車両の影や下、上などを使い、敵の死角をついた。
しばらくして、姿を暗ませたまま工場内部へと侵入する。内部の光景は、修理中の車両や外されたドアやエンジンなどの部品、工具類、ホイストクレーンなどの修理に必要な設備等があった。作業員は見失った侵入者への対応に追われ、慌ただしい様子だ。
車両工場建物内部にて、とある組織の二人は、一時的なセーフティハウスとして、車の擬装を行う為に匿われている。
ここに来るまで追跡されている様子はなかったが、外は招かれざる客たちで騒がしい様子だ。となると、厄介なことになる前に一刻もはやく離脱する必要が出てきた。ここの責任者の話では、相手は民警と所属不明の二人。防弾チョッキや取り回しがしやすい短機関銃などで武装し、最悪強行手段にでること想定する。




