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二つの依頼

 民間警察は、警察と違い有料ではあるが身の回りのトラブルを一般市民から相談を受けて依頼を受けることがある。民事不介入の警察に変わり、トラブルの仲介や、警備関連ならストーカーや嫌がらせをする人物から守ったり、探偵のように人探しを行なったりする。捜査権など持たないが、警察より気軽に相談でき有料である故にしっかり仕事を行う面が人気だ。公的な警察としても、仕事を分散できるメリットがある。


 そして、難民支援を行なっている財団から相談を受けた鉄屑回収屋から二つの依頼がタチアナたちに入る。双方とも人探し、それも子供を探して欲しいとの依頼であり、その二件の依頼人たちは難しい立場である。


 一つ目の依頼は、難民申請中の夫婦の依頼である。日本にいる夫婦と同じ国籍のコミュニティの方からバックアップを受けている。メディアでも取り上げられており、多額の寄付を受けている上、行っている『事業』で資金ぶりは良さそうだ。


 二つ目の依頼は、難民申請の手続き途中に子供が行方不明になった夫婦だ。こちらはタチアナの出身国の近隣国で紛争から逃れる為に支援活動していた日本政府を頼って来日をした。行政の支援だけでは経済的に報酬の支払いは厳しいが助けて欲しいとのことだ。



 


 


 

 


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