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まるで怪物

 塀を越えた後、プール付きの庭を抜け、テラスからリビングに移動する、リビングには飾られたこの豪邸の持ち主がとりわけ自慢の高級スポーツカーが展示されている。


 もはや、難民で不当に不法滞在扱いを受けていると主張するには疑問符が浮かぶ。


 しばらくして、気配を感じた。ダイニングのカウンターに身を隠し、様子を見ると、5人の男達だ。


 表でジェーンに対し、拳銃で応戦する彼らと違い。ライフルや散弾銃などで武装している。


 ここで始末しておいた方がいいとタチアナは判断した。


 彼女はカウンターから飛び出し、玄関に急いで行く彼らを背後から、拳銃を発砲する。


 突然の強襲、タチアナの姿を視界にとらえた時は、すでに2人が射殺されている。銃を向けようにも接近を許し、長物では近すぎて取り回しが悪い上、同士討ちの恐れがあり容易に発砲できない状況だ。


 タチアナはまず近くにいた男が銃を構え、銃口が彼女をとらえる前に低姿勢で懐に飛び込み頭を撃ち抜いき、後続の1人に向けて蹴り飛ばした。蹴られて向かってきた死んだ仲間巻き込まれて1人が怯む。そして、もう1人が散弾銃を振り下ろして、殴打しようとしたが、素早く身体を横にずらして避けると同時に至近距離で額に向けて引き金を引き、死んだ仲間を払いのけ、体勢を立て直した残る1人もこちらに銃口を向ける前に射殺する。


 その後2階にあがり目的の社長室に向かう。道中に社長とその護衛に出くわした。護衛は黒いスーツからもわかるくらい筋骨隆々で、ガタイがいい。


 社長が何か言おうとしたが、構わず向かっていく。


 護衛は、至近距離では不利になる拳銃使わずに殴りかかる。迫ってくる拳の軌道をそらし、腕を掴み、引き寄せて、体勢を崩させる。そして、足払いし、倒れかかった背中に、肘を叩きこんで追い打ちをかくた。殴りかかってきた男は地面に叩きつけられ、その男を後目にタチアナは、拳銃の引き金を後ろに控える男たちに引いていった。そして、地面に倒れた男も完全に立ち上がる前に頭を撃ち抜く。


 


 


 

 

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