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Let's party

 辺りが暗くなり静まり返った頃、作成開始の合図に土場から爆発音が鳴り響いた。少し離れたターゲットの豪邸のまわりが一瞬昼間のようだった。土場の制圧を合図となり、タチアナたちは動くことになる。土場の事務所では不法投棄、届出もしくは許可のない建設、不法就労などを取得したらしい、あとは本拠地に攻め込み、対抗勢力の政治家との繋がりになる決定打になる証拠を掴むだけだ。


 会社の敷地の傍に社員用の駐車場スペースがあり、隣接する豪邸には大がかりな自動シャッター付きの車庫があった。爆発音を聞きつけ、現場に駆けつけるべく、慌てて人が出てくる、そして、シャッターが開き、車庫の中に高級車が並んで見えた。


 土場の付近は社員寮となっており、大勢の手下がいるはずが、一切連絡が取れない状況にあり。本部となる豪邸には現在、社長以外幹部と護衛の十数人にいる状況だ。


 わらわらと土場の様子を見に行く為に出てきた構成員をジェーンは、特異な拳銃を使いフルオートで撃ち抜いていく。拳銃と名の付くが、ライフルの銃身を短くし、さらにはストックを取り外したARピストルと呼ばれる物だ。反動が凄まじく、常人では暴れ回るこの銃を到底扱うことができないが、彼女は涼しげな顔で撃ち続けている。


『ジェーンが、攻撃を開始しました。そちらには誰もいません。潜入を開始してください』


 敷地の裏側に回ったタチアナはインカムを通して、エッツィの声を合図にワイヤーガンで塀を乗り越え、敷地に潜入する。


 エッツィは車内でドローンを使い、索敵のサポートをしている。車の外で控えるロイはその護衛や有事のさいこちらの援護にまわる予定だ。



 

 


 


 


 


 


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