戦後のアウトロー
世界的な情勢の乱れ、不況からの第三次大戦が始まり。戦争が終わったら、終わったらで乱れに乱れた状況。何年か経っても、争いが絶えない日々が続いていた。
現在の日本はある程度経済的に持ち直したり、復興が進んできた。しかし、戦争のあおりを受けて、まず治安が過去最悪にまで落ち込んだ。第二次世界大戦後の日本で、いわゆる暴力団が力を持ったかのように犯罪集団が力を持ち始めた。暴力団のように代紋を掲げずに、巧妙な犯罪ネットワークで、いわゆる闇バイト、密輸、暴力や恐喝などが行われた。日本人だけではなく多国籍で構成され実態が掴みづらく、元軍人や傭兵崩れなど暴力にたけた構成員がいたり、さらには並大抵の日本の暴力団では比べ物にならない強力な海外マフィアの相手をしなければならず、警察では手に余る存在となった。
対抗策と警察の権限を一部委託した民間警察である。基本警察組織が指揮を行い、現場や街の治安維持などの実働を担う形になった。単純に人員を増やす他、公となっていないものの、正当化する訳ではないが、かつて、警察と暴力団が治安維持に共同で行っていたことを再び行う意図があり。困窮し、衰退した暴力が団解散後に取引を行い、民間警察化した事例も少なくない。よくある表は警察、裏は暴力団が取り仕切る構図で治安維持にあたっていた。