表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不思議話。  作者: ヨスガ
2/12

それは誰の呼吸音?


 それは小学生の秋か冬の事でした。

 休日にでかけた祖父のベッドで昼寝をしようと潜り込みました。

 祖父の綿布団は厚くて重くて暖かく、心地よくうとうとしていました。

 しかし、気づくと呼吸音がふたつします。

 一つは私。しかしもう一つ、私ではないリズムでゆっくりとした呼吸音が響いています。

 試しに息を止めてみました。

 ゆっくりとしたリズムそのままで、やはり呼吸音がします。

 ぷー、ぷー、と。それはまるで眠っているようなゆっくりとしたものでした。

 そっと起き上がり、布団をじっと見つめます。

 すると。

 一部分が軽く上下していました。重たい綿布団に、何か?誰か?が乗っているように。

 触っても当然何もありません。

 ただ、相手?は触ったのが気に障ったのか起きたのか、呼吸音が途切れました。

 うーん?と思いつつ、現実感のなさからもう一度横になりました。

 すると、しばらくすると寝直したのかまた同じ呼吸音が響いてきました。

 まあいいか、と、不思議に思いつつ呼吸音につられたように私も昼寝を開始しました。

 小一時間程で起きたのですが、その時にはもう何の気配もありませんでした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ