うさぎって話せましたっけ?
僕は暁月進
どこにでもいる普通の高校生
これといった特技もなく、ただかといって何もできないわけではない極々普通な男子高校生
そんな普通な高校生の僕だが、、
今まさに普通じゃない事に遭遇している
それは
突如目の前出てきた
でっかい煙管を背負った二本足で立つうさぎに低音ボイスで話しかけられているのだ
うさぎが言うには
「暁月進さん、残念なことにあなたは亡くなりました。」との事
いやいや意味がわからない
そもそもうさぎって話せましたっけ?
ってかなんで二本足でたってるの?
なんで煙管?
ってか亡くなったってなに?
と考えていると
更にうさぎは
「反応がありませんがご説明させて頂きますと、あなたは本来死ぬべきではなかった、、しかしこちらの手違いにて亡くなってしまいました」
と話を進めてくる
そこでハッと我に帰り
「ななんでうさぎが喋ってるの?というか亡くなったって何?手違いってどういうこと?」
と少々強めの口調でうさぎに質問をしてみる
うさぎは背負っていた煙管をとりだし、口に加え煙管に火打石で火をつけながら
質問に答え始めた
「やや、これは失礼。私はうさぎではなく神獣の【きなこ】と申します以後お見知り置きを、またあなた様、、いや進様は先ほど確かにお亡くなりになりました後ろをご覧ください」
といいながら吸っていたキセルを手に取り後ろを差し始めた
そこで後ろを恐る恐るみると
そこには確かに僕が後頭部から血を流し倒れていた
続く