表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/15

異世界転移のテンプレ、ステータス〜ただし中身までテンプレとは限らない〜

ステータス回やると文字数多くなるんですね、勉強になりました。しかしやらないとは限らない。

 こんにちは、またはこんばんは。神依だよ。

 前回は淵生と緋奈さんの見た夢についてだったね。ちなみに、僕も淵生と同じ様な夢を見ていたよ。出てきた人は違うけど、話した内容は同じだったね。

 さて、豆知識。前回緋奈さんの力が強いって話が出たと思うけど、クラスメート全員何か一芸に秀でた子達ばかりだよ。例外的なオールラウンダーが我らがリーダー天哉君。彼は器用万能タイプだ。正直なところ、戦いを知っていたら戦争は彼一人でいい気もするぐらいだ。

 よし、それじゃ本編。訓練が始まるね。まあその前に、異世界転移系でお馴染みのイベントがあるけど。それで淵生や僕の正体が掴めるんじゃないかな? 楽しんで!



 ――――――――――――――――――――――――


 朝食……が終わり、皆は王様の言いつけ通り、城の中庭に集まっている。緋奈の食欲は朝でも変わりなかった事を付記しておく。

「王族直属の騎士団……どんな人なんだろうね」

「さあ? でもあの王様が信頼してるんだろ? 相当な腕前なんだろうぜ」

「私達の様な素人にもしっかりと指南してくれるのかしら……」

「フン、余の実力を見せてくれる! 」

 騒がしいクラスメート達。そうこうしているうちにそれらしき人物がやってきた。20代半ばのイケメンと、ローブを被っているために分からないが、女性らしき人物だ。他に人もいないし、彼らが指南役だろう。

「……どうやら全員揃っているみたいですね。私が今日から君達の剣術の先生です。名前はオニグス・ハーバリア、王家直属騎士団団長です。そして……」

「魔法の指南を担当する、ミカ・ハーバリアです。よろしくね」

 自己紹介する2人。王族に直接仕えるためか、きっちりとしたお辞儀をしてくれる。こちらも自然と腰が曲がりそうだ。そして、その中に強者の余裕がある事を見抜いた者も何人かいた。

「あ、ついでに言いますが、私達は君達の先生であり、友だちである、という関係を望みますので、どうぞ気軽に話しかけてください。同じ戦場で肩を並べて戦うことになりますしね」

「でも、オニグスの丁寧な口調は性分だからそれだけは勘弁してあげてね? 」

 それだけ聞いた勇者達は拍手で応えた。ノリのいい高校生達だ。

 さて、とオニグスは前置きし、皆に腕輪を配った。

「早速ですが、皆さんに自分のステータスを確認していただきます。今配った腕輪を腕に通し、その腕を前に伸ばして『ステータスオープン』と唱えれば、ステータスが書かれた半透明の板が出るはずです。ステータスについては後ほど説明するので、まずはやってみてください」

 早速クラスメート達は腕輪をはめ、口々に『ステータスオープン』と唱えた。するとRPGの画面の様な物がかざした手の先の空間に現れた。自分の名前や性別の他、様々な物が書かれている。ここで結夢はふと隣の天哉を見た。どうやらステータスは本人だけでなく他人にも見ることができるらしく、色も様々のようだ。ミカはテンションが上がって騒がしくなった勇者達を窘める。そしてオニグスがにこやかに話す。

「できたみたいですね。では説明を。まず、ここにあるのは……」

「おっと悪ぃが作者が『説明が長くなるし箇条書きで』つってたから、読者の皆には俺が掻い摘んで、俺のも見ながら説明するわ」


「まず個人情報。基本書き換えることはできないんだと」

・名前、年齢、性別……言わずもがな。

・天職……どんな職業に適性があるか。2つ以上あるやつもいる。

「こっからしばらく数値で表されてるな。数値が大きけりゃより強い」

・攻勢……肉体がどれだけの攻撃力を持つか。

・守勢……肉体がどれだけ固いか。

・俊敏……どれだけ速く動けるか。

・体力……どれだけ健康であれるか。

・精神……どれだけ精神が強いか。

・魔力……魔力量の多さとか、魔法の威力や魔法への防御力。

「これは鍛えりゃ強くなるんだとさ。んでこっからはまた文字が書いてあるな」

・スキル……今まで培ってきた技術やどんなことに才能があるかを簡単に表してるらしい。アルパから与えられるのもあるらしい。例えば共通して『言語理解』ってのがある。これのおかげで俺達はキスタリアで言葉でのコミュニケーションができてるとか。

・派生スキル……スキルが強くなると表れる欄。

・称号……今までやってきた事とか自分の気質とかを端的に表した物。例えばオニグスさんなら『忠義と温和の騎士』とかな。要は二つ名とかそんなのらしい。


 オニグスが説明を終えると、今度はミカが指示を出す。

「それじゃー順番にステータス私達に見せて? それで私かオニグスか、また別の人に訓練してもらうかって決めるから」

 順番にと言われた辺りで天哉に視線が集まる。クラスのリーダーだし仕方ない。元より自分から行くつもりだった天哉はオニグスにステータスを見せた。


 ――――――――――――――――――――――――

日ノ源 天哉 15歳 男

天職 勇者・剣聖

攻勢 100  守勢 100

俊敏 100  体力 100

精神 200  魔力 150

スキル 全属性適性・全属性耐性・物理耐性・魔力効率上昇・属性複合・カリスマ・限界突破・言語理解

派生スキル 剣の極み

称号 導き照らす勇者・頼る勇気を知る者・平等を愛する者

 ――――――――――――――――――――――――


(うわぁ、この世界の基準知らないけど絶対強いねこれ)

 オニグスが読み上げた天哉のステータスは神依がそう思うほどにチートだった。オニグスとミカのテンションも上がっていらっしゃる。

「すごい、まさかこれ程とは……勇者や剣聖なんて噂で聞いたことがある程度にしか知らないのに、2つ同時に見ることができるとは思いませんでした」

「ステータスもそれぞれが人間族最強クラスのオニグスの5分の1程……末恐ろしいわね」

「いやあ、あはは……」

 持ち上げられて照れる天哉。クラスの皆も流石だと褒め称えている。



 その後、クラスの皆が適当に並んでステータスを見せている中、天を仰いでいる者が2人。淵生と神依だ。

「……神依ぃ」

「……なんだい淵生、僕今ちょっとどうしようもないぐらいに困ってるんだけど」

「俺もだよ。これ対象の過去を読み取ってるっぽいな」

「うん……これ情報魔法で何とかならない? せめて名前だけでもさ」

「……あ、できるっぽい。貸せ」

「よろしく〜……ってできるの? ホント万能だねそれ」

「お前も一応使えるだろーが。教えただろ? 」

「餅は餅屋」

「そうかよ」

「まあ助かったよ。八百万ノ中継ノ神とか勘弁して欲しいしね」

「俺もNyalgthotothとか言いにくくて仕方ねーよ」

 そんな会話を隅の方でしていると、

「……淵生のステータス見たい」

「……お前ホント唐突に出てくるなぁ。……ほらよ」

 唐突に緋奈が現れた。緋奈が気になると言うので、淵生はステータスを見せた、が


 ――――――――――――――――――――――――

逆波 淵生 15歳 男

天職 邪神・魔神・召喚王・大道芸人・殺し屋・機械技師・情報技師・諜報員

攻勢 ―――  守勢 0

俊敏 ―――  体力 ―――

精神 ―――  魔力 ―――

スキル 付与魔法・言語理解

派生スキル 深淵の正義・矛盾存在・邪悪の樹・空の魔眼・反転の魔眼・魔法の真髄・邪神のカリスマ・情報魔法・無限変成・原初の殺人の証・時空管理・運命管理・神器作成・魔道具作成・武芸百般・共通言語・人類特攻・文明特攻・生物特攻・神特攻・認識特攻・純

称号 2代目混沌の核・2代目天魔・2代目魔王・這いよることがあんまり無い混沌・門と鍵を持つ者・2代目死を告げる天使・神々の執行人・一人百鬼夜行・悪魔を潰した者・否定の怪物・肯定の怪物・物語の破壊者・割と色々殺れる人・天翔る暴虐の覇王・古代機械の復活立役者・忘却された物の導き手・恋を知る少年・人神乖離の儀執行者

 ――――――――――――――――――――――――


「……なにこれ」

「作者が大量に「それ以上はダメ」あっそ」

 色々とおかしいのだ。守勢以外バグっているのか表示されず、その守勢も0。派生スキルや称号は殆ど意味がわからない。天職も多い。オニグス達も困惑するに違いない。しかし、当の本人は

「これでも少なくした方なんだが……もうちょい隠すか? でもめんどいんだよな……」

「……ステータスって変更できないんじゃないの? 」

「誤魔化すことはできる。つか俺でこんなならあいつもっと……」

 なんてほざいている。そうこうしていると向こうが騒がしくなった。いつの間にか神依がステータスを見せていたらしい。それがこれ。


 ――――――――――――――――――――――――

白護 神依 15歳 男

天職 自然神・根源神・守護神・依代・武神・拳神・軍師・教師・薬師・鍛冶師・語り部

攻勢 0  守勢 ―――

俊敏 ―――  体力 ――― 

精神 ―――  魔力 ―――

スキル 陣地魔法・言語理解

派生スキル 太極・神話再現・絶対防御・生命の樹・八百万の祝福・看破の魔眼・収束の魔眼・拳の極み・軍師の計略・知識伝授・神器作成・神器の担い手・道具作成・薬物作成・武芸百般・共通言語・人類特防・文明特防・生物特防・神特防・認識特防・純

称号 自然の統率者・摂理を解する者・根源より生まれし者・全てを知る者・神話の体現者・穢さぬ者・戦う人間要塞・中庸の怪物・叡智授ける者・大体の物を守れる人・人神乖離の儀執行者

 ――――――――――――――――――――――――


 そりゃオニグスも唸るしミカも頭を抱える。こっちは攻勢以外バグっているし、派生スキルも称号も何となくでしか把握出来ない。というか天職に神とある時点で意味が分からない。結論、どうしようもない。

 そして次に神依の親友、淵生に視線が集まる。当然の流れなので大人しく見せる淵生。2人が遠くを見始めた。

「……僕らは君達に何をすればいいんでしょう」

「……魔法に関しては教えることないと思うな、私」

「……俺訓練参加しねーことにするわ」

「……座学とかあるなら僕が受け持ちましょうか?」

「それで行きましょう。神依君、図書館の場所は分かりますか?」

「昨日フラフラしてたら辿り着きました」

「そこでキスタリアの歴史なんかを学んで、皆に教えてあげてください」

「了解です。早速籠ってきます」

「淵生君は……町で大道芸人でもしますか? 」

「そうさせてもらいますわ」

 そういう事になった。勇者を越えたチートを相手する余裕は流石の騎士団長にもなかったらしい。

 こうして淵生は大道芸人として町に繰り出し、神依は座学を担当することになった。なお、この決定によって、淵生は町で有名人となり勇者の名前を売る結果に、神依は実力が見込まれ王子や王女の先生となるのだが、これはまた次の機会で。

キスタリアの一般人のステータスは平均して5ほどです。勇者達のステータス総合1位は天哉君です。

淵生や神依がどんな人物なのかは派生スキルを見ればわかるかと。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ