表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/62

誕生パーティと山下家

ドレミファソラシドのカレンちゃんは午前10時ごろ起きてました


鈴子ネエさん夕子ネエさんは明け方まで飲んでカレンちゃんの部屋に泊まっていきました


カレンちゃん鈴子ネエさん夕子ネエさんと並んで休みました


いつの間にか隣に休んだはずの鈴子ネエさんの代わりに夕子ネエさんが居ました


夕子ネエさん

なんだって!いやあ~ん・食べたいわ


寝相ねえぞうが悪く男女混合言葉で寝言ねごとを言いながらカレンちゃんを壁に押し付けました


カレンちゃんは眠られずに早く起きて昨夜の片付けて無かったお店の中を片付け終わりました


今度はお店の外をきれいに そうじ してました


すると珍しく早く小町ママがお店から出てきました


小町ママはカレンちゃんを見つけました


小町ママ

おはよう!早いのね


カレンちゃん  

おはようございます あら!お出かけ


小町ママはかなり厚化粧でした


小町ママ

そうなのよ お友達の娘さんのお誕生パーティにお呼ばれしたのよ


カレンちゃん

素敵じゃない


小町ママは小さな和装用のバックを持っているだけでプレゼントは持っていませんでした


カレンちゃん

これからプレゼント買っていくの


小町ママ

ううん お友達は何かもらうのは嫌いな家系なの!それでプレゼントは持っていかないの


カレンちゃん

そうなの でもお誕生パーティにお呼ばれするなんてほんと素敵よ


カレンちゃんが言うと周りを気にしながら小町ママは小さな声で言いました


小町ママ

プレゼントの代わりに娘さんに百万円ばかり小遣いを上げようと思ってるの


カレンちゃん

百万円!あいやや~


小町ママ

ではあわてますんでごきげんよう


カレンちゃん

ご ごきげんよう


嬉しそうにおしりを振りながら早足で歩いている小町ママを見送りました


カレンちゃん

ひゃく 百万・小遣い・・


その話をレミママと鈴子ネエさん夕子ネエさんが起きてコーヒーを飲みながらしました


夕子ネエさん

ほんとう うれしいわ!私の誕生日来月の十三日よ小町ママに話しておこう


鈴子ネエさん

私も・・


夕子ネエさん

鈴子姐さんお誕生日過ぎたばかりじゃないの


鈴子ネエさん

葵のママはお誕生日一年に4回もあるのよ


それを聞いていたレミママが言いました


レミママ

あれ~葵のママ去年は5回だったわよ!それに百万は~小町ママのジョークよ


相変わらずスロ~モ~ションでした


夕子ネエさん

小町ママのことだからほんとうかも


鈴子ネエさん

そうよ!ありうるわ


レミママ

誕生日は三月三日だから小町ママに伝えておいて今年からお誕生日3回にするわ


レミママが言うと三人は呆気あっけに取られてしばらくレミママの顔を見つめていました


小町ママの友達は山下と言う小さな会社を経営している友人でした


小町ママがまだおネエ通りにお店を出す前の話です


他の場所で とおせんぼ という名前の半おネエスナックを開いてました


その時のお客で何が気に入ったのか頻繁ひんぱんにお店に出入りしてました


そして仲良くなった小町ママと一緒に飲みに出かけるようになりました


お店が忙しいと手伝ってくれました


二人で遊んでいるうちに親しくお付き合いをするようになったお友達でした


葵のお店にも飲みに行って葵のママの紹介で現在の林檎の歌お店を出しました


山下というお友達から電話があってバブルがはじけて会社も大変だったということでした


再婚して女の子も一人出来たので紹介したいので自宅に来ないかと誘いがありました


それから頻繁ひんぱんに山下家に出入りするようになりました


今や小町ママはやや一般的な山下家のご主人より奥さんと娘と仲良しです


最初に娘に出会ったのは歳の離れた奥さん紹介された時でした


山下家の値段は高そうも無い白い合成皮の応接セットの三人がけの椅子に座っていました


山下家の娘が出て来ました


お お おじ・・?こんにちわわ


小町ママのそのときの服装は正絹と綿混じりの濃緑の着物でした


桧垣ひがき模様の更紗襦袢さらさじゅばんの襟を多めに出して着ていました


それに薄い緑色に青竹色の細い模様が入った古布を使った正絹の帯をしめてました


山下家の娘は厚化粧の小町ママを穴が開くほど見つめてました


小町ママはジィーと見返しました


小町ママ

おねえさまとおっしゃい


にらみつけて言いました


はひー♂♀♂♀♂♀♪


娘は右手と右足を一緒に出して硬くなって前のめりに逃げて行く途中で柱におでこをぶつけました


痛てえ


ゴッツンと言う音とともに聞こえました


小町ママ

まあ お下品ね痛いわ とかお上品に言えないの


娘に言いました


娘は聞こえない振りをして相変わらず硬くなって前のめりに右手と右足を一緒に出して歩いていきました


その後娘との話し合いの結果 おねえ と呼ぶことでややめでたく納得をする運びとなりました


小町ママには多少物足りなさが残っていました


お友達の山下家のご主人は昔よりもやや一般的になっておりました


山下家の婦人と娘は何時も小町ママの話を聞いて笑い転げてました


山下家の人達と仲良く一緒に買い物や遊びにも出かけても小町ママは山下家の娘を紹介して歩きます


小町ママ

この娘はかしこいの 私が賢く育てたのよ


山下家の婦人もご主人も小町ママを見て微笑んでいるだけでした

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ