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とうがらしと悪魔祓い(あくまばらい)

茶髪の女性はびっくりしてイスからずり落ちそうになりました


茶髪の女性

ど ど・・・?


悪魔祓(あくまばら)いをしたのさ 夕べね にんにくも沢山食べたの


目に思いっきり力をこめて女性の目を見つめました


女性は目をそらしただけでした


葵のママ

ちょっとお待ちよ


言って二階にあがっていくと手になにか持って直ぐ下りてきました


葵のママ

エッイッー


茶髪の女性に思いっきり頭から白い粉をバサーンとぶつけました


茶髪の女性

ヒーヤー!何するんですか!


茶髪の女性は真っ赤な顔で葵のママをにらみつけました


葵のママ

悪魔祓いをしたの


茶髪の女性

・・・・・


葵のママ

「顔色が少し良くなってきたね やはり悪魔がとりついていたんだ」


茶髪の女性

何がなんだか良く分からないんですけど


葵のママ

いいのよ 悪魔を払ってやったの


茶髪の女性

はあああ〜


葵のママ

お陰で店の中が塩だらけになっちゃったじゃないのよ


女性が白くなった頭をでてました


茶髪の女性

でも これ塩とちがう


葵のママは普通でした


葵のママ

白いものなら何でもいいのよ


塩とうどん粉を故意か過失か分りませんが間違えました


葵のママ

そんなことはいいからこれから言う事はとても大事なことだから良く聞くのよ


茶髪の女性

はあ


葵のママ

帰ったらまず大きいスプ〜ン山盛にお塩を用意するの


茶髪の女性

お塩?


葵のママ

それからとうがらしも同じようにスプーンに一杯用意をしてね


茶髪の女性

「とうがらし?」


葵のママ

そうよコップに塩ととうがらしを入れるのよ


茶髪の女性


葵のママ

それからお湯を入れてかき混ぜて熱いうちに飲むの


茶髪の女性

カライの苦手なんですけど


葵のママ

そんなこと言ってられないよ!なんだって相手は悪魔だからね


茶髪の女性

はあ〜でも・


渋っている女性に念を押しました


葵のママ

いいね 必ず飲むのよ 悪魔が戻ってくると困るからね


茶髪の女性

悪魔がもどってくる?


葵のママ

働かない居候にも同じ物を飲ませなさい


茶髪の女性

うちの人にも?


葵のママ

そうだよ 一生懸命働くようになるかも知れないじゃないか


女性が疑問そうに言いました


茶髪の女性

そんなこと有るんですか?


葵のママ

飲ませたこと有るの


茶髪の女性

まさか・


葵のママ

飲んで見なけりゃ分らないでしょ


茶髪の女性

でも?


葵のママ

そんなことで働くようになれば安いものよ


茶髪の女性

働くようになるんでしょうか?


葵のママ

人の言うことは聞いてみるものよ!


少しは刺激しげきになると言いました


葵のママ

それでもダメなら分かれるんだね〜


いかにも重い声で言いました


茶髪の女性

慰謝料的には幾ら位もらえるのでしょか?


葵のママは何も考えていない女性にあきれかえりました


葵のママ

ここは人生相談室でも弁護士事務所でもないのだから他で相談しなさいよ


一応やさしく話しました


茶髪の女性は不満そうに立ち上がりました


葵のママは立ち上がった茶髪の女性を見ました


茶髪の女性はおでこから頭にうどん粉が積もってました


葵のママはおしぼりを十本ほど出しました


葵のママ

ふいてお帰りなさい


お絞りをビニール袋から三本ほど出すと女性に手渡しました


茶髪の女性は座りなおしました


ミューミューのバックから小さなかがみを取り出しました


葵のママはお絞りを持ちました


後ろに回ってうどん粉の付いた茶髪の髪をやさしくふき取りました


茶髪の女性をよく見ると肩をふるわせて居るように見えました


葵のママ

どうかしたの?


葵のママは聞きながら茶髪の女性が持っている鏡を見ました


映った目を見ると涙がこぼれんばかりです


葵のママ

大丈夫なの?


茶髪の女性

やさしくされたことがないので本当はやさしいんですね


葵のママは話し終わらないうちに女性の両目から涙が落ちるのを見逃しませんでした


葵のママ

私は誰にでもやさしいのよ自分にはきびしいけれど


茶髪の女性

はい


返事が返ってきました


茶髪の女性が帰りました


葵のママ

働いても居ない男から慰謝料なんか取れるはずが無いね


結果は分かってました


葵のママ

まあ子供を抱えて苦労して生活するのも人生ね


思わず口に出ました


葵のママ

あああ〜


おたけびを出来るだけ上品にあげました


一日中落ち着きません


突然名案が浮びました


葵のママ

そうだ これからは占い好きのかほる子のママのところに行くように進めよう!


ポンとひざをたたきました


相談事に来る人は慈悲深いかほる子のママの所に行ってもらう名案が浮かびました


しかし心配事も出てきました


葵のママ

かほる子は悪魔祓いが出来たかしら?


悪魔祓いじゃなくてかほる子が悪魔に取り付かれると困ると考えました


そん時は自分が特別に悪魔祓いをしてあげればよいと気がつきました


誰と離婚しようが結婚!しようが個人の自由で離婚の慰謝料など全く関心ありません


よく食べて よく飲んで よく歌って


よく遊んで よく舞って よく騒いで


健康にだけは気をつけています

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