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ヘアースタイルとホテル

ラ・ヴェラのランチビッフェを食べ終わると男が支払いを済ませました


二人はインターコンチネンタルホテルを出ました


港未来のアーケードの方に向かってゆっくりと歩き出しました


それにつられる様にミコちゃんは少し早足で少し内またで追いつきました


二人並んでアーケード方向に陸橋を歩いていた時です


右側を歩いていた女性が二人に近づくに連れてかなりななめに寄ってきました


二人の前まで来ました


あらら!奇遇(きぐう)ですね


目は弘田三枝子によく似たミコちゃんの方を見てました


男に挨拶をすると今度はインターコンチネンタルホテルをしげしげと見上げてました


女性の顔を見たミコちゃんは女性のヘアースタイルの斬新(ざんしん)さにおどろきました


片方の目だけで30分もかける両目を大きく開けて下品にも大笑いをするところでした


斬新ざんしんなヘアースタイルのおばさんは三角形のヘアースタイルでした


だいたんにもかなりななめによって登場したおばさんの頭だけがとても素晴らしく見えました


三角形のおでんのようで今まで見たこともない素晴らしいヘアースタイルに関心しました


男はおどろきもせず普通に普通の顔でした


では・


だけ言うとアーケードの方向に何も無かったかのように歩いていきました


三角頭の女性には会ったことも忘れているかのように普通に歩いてました


ミコちゃんはヘアースタイルが気になって後ろを振り返りました


後ろから見てもやはり三角頭が歩いてました


突然!三角頭が振り向いてミコちゃんをにらみつけました


口元は引きつった笑いで軽く会釈をして前を向いて早足で歩いて行きました


ミコちゃんは並んで歩いても男は三角頭の女性の事は一言も話しません


ミコちゃんも聞かないで横浜高速鉄道みなとみらい駅のエレベーターまで来ました


男に一枚の薄い余り大きくない紙を渡しました


ミコちゃん

ありがとう ごちそうさま!



エレベーターの中で頭を下げてみなとみらい駅に降りて行きました


その日は何事もなく男は手をあげるか上げないか分からない位軽く手を上げました


男はアーケードの奥に人の流れと共に消えていきました


ミコちゃんも高速鉄度横浜みなとみらい線で何もなかったように戻りました


まだ残暑厳しい日ミコちゃんに食事をした男から電話がありました


三角頭のヘアースタイルだけ素敵な女性のことでした


困ったことになった


困っている口調ではなく淡々と説明を受けました


男の説明によると三角頭をした女性は男の住まいの近所に住んでました


とてもおせっかい焼きの女性で町内会の副会長などを喜んでやる女性でした


おせっかいを焼いて歩くのが仕事で町内でもかなり有名な女性だとのことでした


インターコンチネンタルを出て陸橋を渡っているとき右側を歩いていた女性です


あららら 奇遇ですね と言った三角頭のおばさんのことを思い出しました


男の説明は続きました


三角頭の女性

ホテルから弘田三枝子にた美しい女性と寄り添うようにお宅のご主人が出てきた


三角頭のおばさんは男の奥さんにおせっかいにもわざわざ3回も来たそうです


三角頭の女性

女性と“寄り添うようにね・ね


寄り添うを強調しました


説明を余儀なくされた


との話でした


ミコちゃんは女性と 寄り添うように よりも美しい女性を大変強調しました


ミコちゃん

間違いなくその弘田三枝子に良く似た女性は私のことよ


わりかし大きな声ではっきりと電話口で答えました


そんなわけで言い訳に行くことになりました


薄化粧かメークしないで来た方がよいだろう


男は相変わらず普通に言いました


待ち合わせを根岸線山手駅にすることを告げると電話を切りました

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