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逮捕~解放

大分間が開いた気がしますねぇ。

で、刑務所っぽいところに連行された。


うぅむ。まさか逮捕されるとは。全く持って想定外である。


「ところで今何年?」

「あぁ?そんなモン自分でネットワーク繋いで確認しろ」


あぁ、そうか。キラーマシンネットワーク設立されてたか。俺がいなくなった時にはまだ開発中だったような気がしたが。


「いや、随分長い間寝ていたモノでね。かなり最初期生産型なんだ。放置されていたんだ。アップデートもなにもされちゃいない」

「そうか。なら、取り調べ後に役所に行ってもらうぞ」


まぁ嘘である。キラーマシンではないし。なることも出来るが、機械の体とは慣れないものだ。


元祖ご都合主義デウスエクスマキナなんかは全能モードの状態の一つだが、ハッキリ言って大して面白味もなく強いというわけでもないのであまり使った事はない。


「で、なんで貴様はあそこにいたんだ?」


やけにガラの悪い警備ロボだなぁ。と思いながらも質問に答える。


「さぁ?」

「さぁってお前...」


瞬間移動で次元の狭間から出て来た、とは口が裂けても言えない。まぁ言ったからどうだ?と言う話であるが、明らかに面倒な方向に進みそうなのでキャンセルだ。


「分からんモンは分からん!以上!」

「そうか...じゃあ先に役所に行って来てくれ」

「ん?いいのか?」

「ああ、話になりそうにないしな」


と言うわけで刑務所、というよりも交番に近い小さな詰所から出る。外に出ると、ありとあらゆる場所にビルが立ち並んでいて酔いそうだ。


螺旋階段のような道の隣にはビルが伸び、螺旋階段のど真ん中は空洞で、下は次元の狭間に直結している。というか次元の狭間を採掘してんのか。マジか。頭おかしいんじゃねぇの?


というか役所って何処にあるんですか(正論)


やべぇ教えてもらってないじゃん。


「リミッター第一段階解除」


尋常ではなく多重にかけているリミッターの第一段階を外す。


因みに元は第0段階である。


仕様的にはこんな感じである。


第0 普通の人間。精々熊を倒すのが限界。

第1 超人レベル。富士山をパンチで粉砕出来る。

第2 惑星レベル。小さい惑星を粉砕出来る。

第3 銀河レベル。銀河一つ粉砕するのとかマジ余裕。

第4 マルチバースレベル。宇宙の集合体ぶっ壊せる。

第5 オムニバースレベル。大体なんでも壊せる。

第6 ????レベル。もうこれわかんねぇな(諦め)


因みに現状の最大値はωである。順序数の最初の極限順序数だ。簡単に言うと全ての有限の集合体。もっと一般的にすると無限。


無限というのは数ではないが、俺の能力とは常に拡大と肥大を続けているので、一切リミッターをかけない状態をリミッターωとしている。


因みに能力を封じられると強制的にリミッターωとなるためつらい。第8くらいでデコピンで次元消し飛ぶし。なお次元の狭間から出て来た時は第10段階である。


第0は魔法などの超常現象は使えないので面倒だ。常に第一でもいいかもしれない。


適当にサーチかけて役所を探す。まぁ便利な魔法でネットのマップ機能のようなものだ。案内付きだし。


『真上に100㎞、横に3.42㎞ほど進んだ地点に存在します』


遠いなオイ。と言うわけでワープ。


一瞬で景色が入れ替わり、いつの間にか横幅1㎞はくだらない巨大なビルの前に立っている。


で、まぁ堂々と正面から入る。現状も確認したいしな。

順序数は若干分かりずらいですがまぁそういうものと認識しておいて間違いないです。

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