能力者の歴史(資料)
注意:これはこの物語を読むに置いて、知っておきたい設定を書いた物です。
――――――――――――二〇XX年、現在、世界には「能力者」という者がいた。ある物は未来予知ができたり、また、別の者は念力で物を飛ばしたりが出来る。
そして、その能力者の出現は、今から一世紀近くさかのぼる……
一九XX年、12月25日、アラスカに秘密裏で立てられていたバクテリア研究所から、あるウイルスが流失した。
その名は「プロメテウス」
そのウイルスは人間のDNAや脳にも影響を及ぼす恐るべきウイルスで、感染症状が「特定の異能が使えるようになる」といったものだった。しかも、再現無く増え続けるため、殺すこともできない。
いまではもう世代交代が進み、世界の人口の約十割が能力者だが、その頃の感染は、七才以上、二十五歳以下という条件つきだった。
それと同時に、「霊力」または「SP」という昔の車でいうガソリン(いまではこれも取れないが)のようなものが出現した。
そして人類はそれを受け入れるしか道は無かった。
世界各国で大混乱に見舞われ、事件の日のことを人は、「イブの大霊災」と呼ぶようになった。
その直後は、政治などろくに行うことは出来ず、犯罪者や、暴動が絶え間なく続いていた。
しかし、それも、国が設立した二十歳以上の能力者で作られた機関、「魔女殺し機関」によって鎮圧させられ、秩序を取り戻した。
それから現在……研究、発展が各国で進み、能力者は今では軍事的な意味でとても強くなっていた。
そして、日本もそれに伴い、「東京」を始め、名古屋、大阪、長野、熊本、仙台、札幌に国立の高校を設立。そして、小中学校は新教科に「能力」を加えた六教科へと変更になった。
さらに、東京、旭川(北海道の地名)、高知に大学まで設立した。
それから数年、能力者は新たな力を手に入れた。
その名も「霊的武器」または、「SA」と呼ばれ、個人差があるが、一定時間の能力行使をした能力者のみに発動し、それらは主に剣や、銃といった武器の形をしている。そして現在「SA」はその人の心理における「強み」が、その形、特性、性能に反映することがわかっている。
そのため、その人の能力が最大限に生かされる。
さらにこのSAにはもう一つ機能が存在し、体内のSPを大量に消費することで、発動することができる
「霊技」という技があり、どれも一撃必殺の威力を誇るが、ほとんどの能力者が発動後、SPの枯渇により、昏倒してしまうため、めったには使わない。
しかも中にはSAや霊技を二種類所持する者もおり、さらに研究が進められている。
――――――――――――以上のすべてが、現在にいたるまでに能力者が歩んできた歴史である。
その他聞きたいことがあれば感想で教えてください。
次回から第一章、「閃剣の巫女Ⅰ-Ⅰ」です。