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止まない雨はない、らしい



「ああ、お疲れさまです。今、解除しますね」


そう言ってから、エアーカーテンを解除した。ナナさんの様子は、さっき同様で特に変わった感じはしないな。


「あの…?」


と不安げな目で俺とイチさんを見ている彼に、どっちが説明をしようかと互いに目配せをしてから。


「僕から話しますよ、水兎さん」


イチさんが口火を切った。


「今、お前が外に行ってから…」


そう話しだして、二人きりの時にあったことを順序だてて話す。説明が上手いな、この人。


「…それって、その時点ですでにエアーカーテンじゃないですよね?」


素朴な疑問のように、ナナさんが首をかしげてイチさんに問いかける。


「…そう、だな」


二人の反応が予想以上に重くて、これはまたやらかしたのかと小さくため息を吐く。


「もしかして…まずいことやりました? 俺」


これ以上やりにくい展開は避けたいなと思いながら、俺は酔いを醒ますために冷たい緑茶を出す。大きめのグラスに、なみなみと。


それと、シジミの佃煮。


飯のお供っぽいアイテムだけど、飲み過ぎた時に叔母さんからもらってた佃煮がやたら美味く感じた。


こうやって考えると、俺の食は母親よりも叔母さんの方からの影響が強めかもしれない。両親が亡くなって以降の飯といえば、叔母さんの味で舌が慣れてしまってるから。


箸でひょいとつまみ、よく噛んでからなくなる直前で緑茶を飲む。


体によさげコンビだ。本当にいいのかは知らないけど。


大人しく緑茶をすすり飲む俺に、イチさんがわずかにためらってから姿勢を正して俺をまっすぐに見る。


「…申し遅れました。僕は…イチと言います」


イチさんが名乗った後に、ナナさんも慌ててそれに続く。


「俺も…。俺は、ナナです」


二人がそう名乗った時、やっと名乗ってくれたとホッとしたと同時に、その裏でガッカリもしていた。


問:何故か。 答え:二人の本名が、それじゃないことを知っているから。


何らかの理由があって、本名は名乗れないのかもしれないけど、そこまで近くなれる存在じゃないんだな…やっぱ…って思ったから。


味方がほしいと願ってた。彼ら二人がそれに該当するかなんて、100パー期待していたわけじゃないけども。


「名前…おかしいですよね。俺たちの」


(え? それ、自分で言うの?)


ガッカリしていたところに、すぐさまぶち込まれた自前ツッコミ。


「これ、あの上司の下についている人間が十人いるんですけど、その年その年で順位が変わります。ちなみに僕は5年連続でイチです。ナナは、今年入ったばかりなんですが、選抜の順位がよかったのでナナに収まりました」


右をチラッと見ると、ナナさんが口元を緩めながらぺこぺこ頭を下げていた。


「優秀なんですね、お二人とも」


俺とは違うなぁと思っただけで、胸の奥にジクッと鈍い痛みが走った。


あの場所での自分はもういないと思っていても、あそこで評価をされずにここに来てしまった。


この場所では何もしないで金だけ使ってねと言われているようなもの。


評価をされる場所にいる人たちか…と気づいたら、切なさがこみあげる。


「いいなぁ…」


テーブル板に腕を組んだ格好で、その腕にアゴをのせて。そうして心の中で呟いたはずのそれが、思わずこぼれた。


遠いものを見るように、二人をボーッと眺め見る俺。


俺は俺に何回ガッカリするんだろう。あの場所を思い出しては、ため息を吐くんだろうな。


あのオッサンが…なのか、組織が…なのか。ちゃんとやってたら、出来てるよって言ってくれるの。


自分が思っていることが、ひどくガキっぽいことなんだってわかってる。理解できてる、うん。


ぽやんとしながら、自分がいた環境を憐れだったななんて思っていた時だ。


「水兎さんこそ、優秀でしょう?」


イチさんが、どっか悲しげな顔つきで俺を見ている。


「んなことないでしょ」


俺は即答する。


だって、そうでしょ? って思えるもん。


「優秀って判断できる材料が見つからない。この体のどこに優秀さが?」


はははっと乾いた笑いを浮かべ、佃煮をまた口へ。もぐもぐと口を動かして、緑茶をすすって。


「それとも、この場所での俺みたいな人間の評価のボーダーが低め設定ですか?」


そうじゃなきゃ、俺が優秀と言われるなんてアリエナイ。


「水兎さんは、今期の決算前の漂流者って扱いになってますよね? それはご存じでしたよね?」


さっき浮かべていた表情をそのままに、イチさんが言葉を続ける。


「あー…うん、まあ、はい」


知ってますともと思いつつ、返事をする俺。


「水兎さんがこちらに来られてから、水兎さんの能力も含めていろんな情報をどこまで共有するか。ただ…予算を使っていただくだけでいいのか否か。それ次第で、水兎さんに協力を仰げることがあればお願いを…とは話があがっています。まあ、ここまでは、過去の漂流者と同じです」


と、そこで一度、話を区切った言い方にしたイチさん。


「普通の能力ならよかったんですけど、こちらに明かされているものだけでもかなりなものをお持ちでして」


明かされているもの…という言い方をしてきたイチさんに、俺は首をかしげる。


「先ほど、僕にあるものを見せてくださいましたよね?」


「ん? 見せたのって、インベントリの中身でしょ?」


もっと不思議になる。眉間にシワが寄ったのを感じ、人差し指で眉間をグイグイ押し撫でた。


そんなことをやってる俺を見て、イチさんが表情を和らげた。


「指で押しても、シワは伸びませんよ? …ふっ」


笑った顔は、いくつか知らないけどそれなりに年相応だったんじゃないのかな。なんて思った。


「そのインベントリですが、そもそもでああいった形式のものは過去にありません。それに、水兎さんが指さしたところ以外は僕からは見えなくなってました。阻害系でもかけてました?」


インベントリにはかけてないな、たしか。


「いや? かけてない」


「……不躾ですが、水兎さんのステータスってオープンに出来ますか?」


見られたくないとことかの調整の方法まではわかってないからな、俺。きっと全部見えちまうんだろう。


「いいけど…平均数値とかそうじゃないとか…知らないから、見せてガッカリされるのか驚かれるのか想像できないんで…見せたくないなぁ」


見せていいのか悪いのか、曖昧な返事だな。俺。


「無理強いはしませんが、多分…全部は見れないと思います。僕たちには」


浮かべている笑顔に、胡散臭さはなさそう。…多分? ……多分。


「じゃあ、開きますね」


『ステータスオープン』


開くと、見慣れてきた…あの俺の姿が三頭身で描かれたやつ。それと名前だなんだと書かれたのが一枚目。


「で、二枚目開きますね」


と俺が言えば、ナナさんが「二枚目?!」と驚いた。


「え?」


ビクッと肩先が揺れ、固まった俺。その瞬間に、矢印の真上に置いていた指先がそこをポンと押した。


ズラズラーーーッと使用可能魔法の一覧が広がる。


「ここをこうすると、スクロールできるんで、全部が見られるよう…に……って、あの?」


指先でスマホのように下の方も見れるように操作していっただけなんだけど。


「……ここまで、か」


イチさんが、なぜか笑顔を浮かべながら呆れていた。


「え?」


驚いたのは俺の方で、なんでその反応? と固まる。


「すっげぇ…、水兎さん。全っ…然! 魔法の一覧が一覧じゃないのに、ものすごく範囲がデカすぎるっ」


何故かナナさんは、興奮してて、その温度差ったら…。


「一覧が一覧じゃないって、どういうことですか? まだステータスの方への阻害魔法はやれていなかったんで、全体的に見られるはずなんですけど。…さっきイチさん言ってましたが、やっぱり見られないんですか?」


俺がそう確かめると、二人は困ったような笑顔を見せて「はい」とだけ返した。


「俺の方から見えているのは、いくつかの初級魔法だけです」


「僕の方は、中級までですね。きっと見る人の魔力や能力に比例して、見れる範囲が違うのかもしれないですね。…にしても、いろんな意味でバカバカしくなるくらいのひどさです」


イチさんが失笑って感じで笑う。


「ひどい…?」


その言葉は、決してプラスの言葉じゃない。


顔を歪めた俺に気づき、イチさんが首をゆるく振ってから話を続ける。


「今日、上司から水兎さんのステータスを確かめて来いと言われていましたけど、報告しにくいですね。いい意味で規格外すぎて」


とかイチさんが言えば、ナナさんが「そうそう」と続けてから。


「というか、水兎さん。知らなそうなんで言わせてもらえれば、ステータス画面って普通の人は一枚目しかないんですよ」


と言った。


「…へ」


二枚目と告げた時の反応は、そのせいか。


そうなのか。普通はそうなのか。…というか、ステータスだけ見てこいってことなのか? それとも、ステータスを見ると俺じゃ気づけない何かにこの二人なら気づくとか?


(俺のなんの情報がいるのか、ハッキリしないな)


モヤッとしながら、うーん…と唸る俺。


「そうだ。水兎さん、水兎さん。俺のステータス見てみません? 俺のは、名前のとこだけ隠してあるんですけど、他は見せても大丈夫かなーと。…いいですか? イチさん」


突飛な提案。


「お前のならいいんじゃない?」


なんて会話の後に、ナナさんのステータスを見せてもらう。イチさんがいいと言ったら、いいんだろう。


名前の部分は、モヤというかモザイクっぽくなっていたから見られない。


でもそれ以外は、普通に表示されている。魔法やスキルみたいなものが一枚で収まっている。


「……あれ? これでステータス画面って終わりですか?」


一枚目しかないっていう部分については、聞いてもいたし理解してた。


「俺みたいな”あれ”がない」


そうなんだ。あのイラストがない。三頭身が。


「俺のこれは…見えてるのかな」


話しながら、自分のステータス画面のイラストを指さす。


「…ああ、これならさっきから見えてます」


見えるのか…そうか…。と思ってから、あの状態の時のものは、どう見えているのかと気になった。


今すぐに聞きたい、答えを。俺以外の人にどう見えているのか。


この判断が甘いと思われるかもしれないし、危なっかしいと思われるかもしれないけど。


「じゃあ、今から俺に阻害をかけます。その時のステータスの変化も見えるのか、注釈も読めるのか…教えてくれますか?」


「え。きゅ…急ですね」


「すみません。気になったら即行動しなきゃ、気がすまなくて。…じゃ、かけます。『イリュージョン』…っと」


かける前に、前回の反省を踏まえて服もイメージした。同時阻害だ。


こないだは赤髪の高圧的な感じで、猫の獣人だった。


(今日のイメージは、ライムグリーンの髪色で耳の下くらいまでのゆるっとしたパーマがかかってる髪型の、二十歳そこそこくらいの男子! 目の色は…今の目よりも濃い目の紫で!)


活発的なイメージで、服装も中はシンプルなシャツの上に水色ベースのジャンバーを羽織って、下は黒の綿パン。


パチンとまたシャボン玉が弾けるような音がした後に、俺の姿が変わる。


ステータス上も、こないだ同様で変化している。元の俺もすぐ横に表示されているまま。


「……水兎…さん?」


「はい」


「本当に?」


「はい、水兎です。それでこちらが現状のステータスで」


と、開いたばかりのステータスを二人に見せるけど。


「……水兎さんにはどんな風に見えてるんですか?」


怪訝な顔つき×二人が、そこにいる。


「え? 俺の元の姿の横にこの姿のが。で、注釈付き」


そう言って、注釈が書かれている場所を、タッチしないけど指さした。ここだよと。


ここだと指した場所には、何も書かれていない。そして、元の俺の姿は無いとも。


二人が口をそろえて、そう言う。


「そっか。……見えてないんだ」


ってことは、もしも俺がこの先、違う姿でここから去っても見た目だけはバレない? 問題はその他、か。


すこしホッとして、肩の力が抜ける。


長距離の移動をしたとしても、三日以内に魔法をかけなおすとかしていけば、定着もしない。他の阻害がかけられなくなるっていう事態にもならない。


全く違う自分のままで定着してもいいのかもしれないけど、最悪を想定するならばいつでも違う自分になれるような状況を保っておいた方がきっといい。


人生、何がどう転がるかなんてわかんないんだから。俺がこんなとこに飛ばされたのと同じようにさ。


(――――そうだ、声…変えられないのかな。声)


目の色をも変えられたって、声で台無しになるとか…ある? ない? 元いた場所だと、声紋ってもんで個人を特定したりしたよな? それがここでも可能って言われたら、俺…逃げられなくないか?


可能性は一個ずつ潰していかなきゃダメだ。怖い。俺が俺だって思われないための手段は、いくつあってもいい。


声…声……振動…声を発する、声…息……か。


(その手の風魔法みたいなのってないんだっけ。体自体をいじれることに限りがあるかもしれないって想定して、口の前にマスクみたいに魔方陣を展開して、声を変えることは?)


ヘリウムガスで声がおかしくなるアレじゃなくて、イメージが…えーっと…なにかないか?


「水兎さん? どうしたんですか?」


魔法を考えだす時の俺がどういう状態かってのを、一人で過ごしていた俺は知らなくて。


自分のステータス画面の二枚目から、応用できそうな魔法がないかを検索していく。


「声…声……震わせる? いや…違う。出てくる声は息と同じで…だから……」


あの時、オッサンたちにかけたサイレントの逆だ。声を利用する。そのまわりに風を纏わせて震わせて、わずかな震えの変化を与えたものを声として前へと発する形にして。


この魔法は、なかったっぽいな。魔法の一覧の一番最後に名前があがり、名前の前にNEW! とついていた。


『ボイスチェンジャー』


口元に小さな魔方陣を展開させて、軽く吸い込むように(くち)ギリギリまで近づけてから、魔方陣の上からそっと手で口へと貼りつける。


そして、その上に阻害もかけて…っと。


ほわんと小さな音がして、発動した感覚がきた。


「…あーーーーーっ、んんっ。あぁーーーっ。あいうえおー」


急に発声練習のように呟く俺。


「…え」


「水兎さん???」


両側からの驚きの声で、二人がいたことをすっかり忘れて魔法を展開したのに気づく。


「あー……」


またやらかした。


いろいろガバガバすぎんだろ、俺。


「今の…は」


イチさんがやたらまばたきをしながら聞いてきたのに反して、ナナさんは子どものようなリアクションだった。


「すっげぇ! 水兎さんなのに、水兎さんじゃない! イケボ! 甘い声だ。なんか喋ってみてください! えっと…えっと…君、可愛いね…って甘い感じで言えます?」


って、謎のリクエストつきの。


「あ…え、っと……君、可愛いね」


言ってて恥ずかしい。というか、なんでリクエストに応えた? 俺。言った先にいるのは、男だし、今日初めてまともに話した相手なのに。


「甘い! 甘いです! 声の仕事とか出来そうなほど、甘いです。パッフェルみたいな甘さです」


なんだろう。元の場所でなら、声優好きとか言っていそうな勢いだ。圧がすごい。


「ナナ……お前なぁ」


そんなナナさんを見て、イチさんは小さな目をもっと小さくして。


「申し訳ないです、水兎さん。うちのが」


って、また俺に謝ってきた。


「いや…俺も応えちゃったし。…ねえ」


そして、俺も詫びる。


「すみません。…なんていうか、一人で過ごしてて、こういうことに頭が行くと周りを気にしなくなっちゃうようで」


言い訳にもならない言い訳をモゴモゴと呟くと、イチさんは「それはよくないですねぇ」と言ってるのに、笑顔を浮かべてそれに反した言葉を続けた。


「困った人ですねぇ」


って。


そんな俺とイチさんの間に流れる空気にはおかまいなしな言葉が、左のナナさんから飛び出した。


「それ、水兎さん以外の人にもかけることって可能ですかね」


なんて、ものすごく弾む声で。


「それって、この声のこと?」


念のためで聞き返せば、コクコクと何度もうなずく。


「さあ。…今、初めて使った魔法なんで、試してみないことにはなんとも」


試してみたくはあるけどと思いながら、正直に返す俺に、「俺にかけてみてください」と期待のこもったまなざしを向けてくるナナさん。


「体に害はないかと思いますけど、失敗するかもしれませんよ?」


保険をかけて、そう前置きしてみる俺に、「死なないならいいです」とナナさんが無邪気に返してきた。


「んー……」


いいのかな、これ。そう思いつつ、左へと視線を向ける。


イチさんはナナさんへ、わかりやすいほど呆れた顔つきをして見せてから「かけてやってください」と言う。


「そう…ですか? それじゃ、試してみますね」


と返してから、どんな声にしようかと少し思案して。


「…水兎さん、水兎さん」


思案しているわずかな間に、イチさんが顔を寄せてきて口元に手をあてて耳打ちをしようとする。


「な、なんでしょう」


友達間でも、こういうのも縁がなかった俺。変な緊張をしつつ、耳を寄せた。


「…………という声はどうでしょう」


囁かれたのは、声の候補について。


ナナさんの声は少し高めの、アルトくらいの高さだろうか。若い声だなって感じで、やんちゃなセリフとかが似合いそう。


「顔とのギャップがすごすぎませんか?」


提案された声に、ナナさんの顔をジッと見つめてしまう。


「それがいいんじゃないですか。わかりやすく、変化したってわかりそうで」


俺とイチさんの会話を、何の疑いもない目で聞いているナナさんがそこにいる。


「…じゃあ、その案を採用しましょうか」


魔方陣を展開する。ナナさんは狼の獣人だけあって、口が横に大きいというか広い。円の魔方陣を展開して、声のイメージとか声の震え方を調整してから、まるで粘土でも伸ばしていくみたいに横に軽く引っ張って。


「じゃ、これを口の前に持っていったら、軽く押さえつけてください。それで貼りつくかと」


5分ほどで解除になるようにおまけを付与してから、ナナさんの方へと飛ばす。


ナナさんは、目をキラキラさせながらそれを口元へ貼りつけた。


「それでは、ナナさん。…はじめまして、ナナです…って言ってみてください」


面白いセリフは浮かばなかった。そういう方のセンスはなさげだ。


「ほら…早くしゃべってみな? ナナ」


イチさんがそう急かすと、ナナさんがゆっくりと言葉にした。


「はじめまして…ナナです。…って、え? は? すっごー」


アイドル系の女の子の可愛らしい声で。



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