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○と十  作者: 心野 想
22/36

【96】

 目を、覚ましました。

 ボクはボーっとしていました。

 気がつくと、ガイコツの右手が左肩に移動しているところでした。


 やばい!


 ボクはすかさず全速力で逃げました。

 しかし間もなく目の前にバリバリと音をたててフェンスが出現しました。くそっと引き返しましたが、過去の経験からも分かるように間に合うはずもなく、結局また金網に挟まれてしまいました。


 またダメだった。


 金網の向こう側で白い頭蓋骨がこちらを見ています。

 ガイコツの手が肩に動くのを見届けてからでは遅いのだと分かりました。




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