少しのため息
掲載日:2026/10/27
少しは、ため息を
先送りしてもいいなって
思うこともあったね
まだ元気が残っているうちに
思わせぶりな態度で
いざとなれば手を握れる距離でいて
それでも
サヨナラみたいな言葉に聞こえたのは
どこかで予感していたこと
あったのかもしれないね
やさしさのほうで
勘違いするなら
良かったけど
そうでないほうだから
ため息はずっと
続いていくね
わたしのほうは
まだそれでよかった
あなたが急いだわけではないと思う
手を握れる距離が
いちばん難しいなって
思うようになったから
少し前の夏の日
わたしのココロを照らすような
まぶしい日差しと置き換えるもの
見つけることができたらね、と




