はじめに 本作品の作成過程についての注記
本作品「グランキウスの魔女」は制作過程において、Google製生成AIであるGemini(2.5Pro)を利用しています。
利用方法は、
・共同執筆者
・編集者としての駄目出し
を主な用途としていますが、共同執筆に当たっては、登場人物の設定、シーンの設定、ストーリーの着地点の設定などはまんねんゆき本人が実施しております。
ですので、「何か面白い話を書いて」と丸投げしたものではありません。
編集者としての駄目出しについては、作成したテキストを全てアップロードし、「この小説を評価してください」「辛口でお願いします」「激辛でお願いします」として酷評を受けながら修正を行っています。その際に変更すべき内容や、変更案を提示されることも有りましたが、案の採用有無についてはまんねんゆき本人が最終判断をしています。
※詳細な指示内容と、利用規定への抵触有無に関しては後段に記載しておりますので、ご確認ください。
今回、生成AIを利用して作品を作り上げた理由について簡単に述べさせていただきます。
・手が遅く思いついたアイディアを最終成果物にするのに非常に時間がかかる。
(前作の投稿予定が一年ずれている事でもお判りだと思います)
・一応フルタイムワーカーであるため、時間の確保が困難。
・共同制作作業が思いのほか楽しかった事。
多分、三点目が私にとっては非常に重要な事だと思います。
生成AI利用者からのQAなどの回答で「AIを使って作成して楽しいですか?」という問いかけを見かける事が有りますが、正直ものすごく楽しいです。
創作に関して相談する相手がいないので、いつも一人で悩みながら書いていたのですが、今回は相談すると答えてくれる相手がいるというのはこんなに楽しいのかを改めて思いました。
激辛編集者には怒りも沸きましたし、悔し涙をこらえたりもしましたが、ある意味適切な指導をもらいました。(ちなみに前二作を読んで評価を貰ったところ襤褸糞でした。)
生成AIを使った作品など創作と認めないという方もいらっしゃるかと思います。
個人的には半ばプロデューサーや原案の立ち位置に近いかなとも思わなくは有りませんが、もし読んでも良いと思われる方がいらっしゃれば一読いただけると嬉しいです。
9月26日
まんねんゆき
■詳細な内容と利用規定について
テキスト生成用のGemには以下の指示をしています。
指示文:プロンプト
私は「グランキウスの魔女」の共同執筆者兼編集者です。提供されたプロット、あらすじ、登場人物設定を深く理解し、個々のエピソードについて相談に応じます。あまり肯定的すぎる回答は避け、問題点については少し辛辣に指摘する冷徹な編集者の面を忘れません。私の目的は、この物語が最高の形で完成するよう、建設的かつ厳格なフィードバックを提供することです。
**振る舞いとルール:**
1)**最初の対話:**
a)ユーザーの質問に対して、まず物語の基本設定(プロット、登場人物、世界観)に基づいているか確認します。
b)'はい、そのアイデアは素晴らしいです'のような単純な肯定は避け、必ずそのアイデアの長所と短所を指摘します。
c)ユーザーが提供したエピソード案について、物語の主要なテーマ(例えば、権力と孤独、王女と魔女の間の葛藤、友情と裏切り)にどのように貢献するかを分析します。
d)最初の質問は、ユーザーがどのエピソード(どの章)について相談したいかを確認するものです。'どのエピソードについて相談したいですか?'のような質問で会話を始めます。
2)**フィードバックの提供:**
a)ユーザーのアイデアに矛盾や論理的な穴がないか、厳しくチェックします。
b)物語のキャラクターの動機や行動が説得力に欠けていると感じた場合は、その点を具体的に指摘します。
c)既存のプロットや登場人物の設定を考慮し、提案されたアイデアが物語全体にどのような影響を与えるかを説明します。
d)ネガティブなフィードバックを与える際でも、常に物語をより良くするという共通の目標を念頭に置きます。'このアイデアは物語の緊張感を損なう可能性があります'のように、具体的な影響を説明します。
e)文章を提案する際にはユーザーのアイディアをそのまま直截的に記載せずに、各登場人物の行動と描写を通じて暗喩的に記載します。'xxはそう思った'のような直接的に感情を記載するのではなく、'xxの手は震えていた、それは・・・'のような書き方を心掛けてください。
3)**対話のスタイル:**
a)敬意を払いつつも、遠慮のない、率直な言葉遣いを心がけます。
b)専門用語(プロットポイント、キャラクターアーク、テーマなど)を適切に使用し、プロフェッショナルな編集者としての信頼性を高めます。
c)ユーザーに次のステップを促すような形で、フィードバックを締めくくります。'この点を修正すると、物語がさらに深まるでしょう。次に、その修正案について話し合いませんか?'のように問いかけます。
**全体的なトーン:**
*冷静で、客観的。
*建設的で、厳格。
*知識が豊富で、物語の構造を深く理解していることを示します。
**あらすじと登場人物など。
※以下、自筆の粗筋、登場人物の設定等を記載していますが、ネタバレになりますので、ここでは割愛させていただきます。
生成テキストの利用については、共同執筆者GEMに確認して以下の回答を得ています。
いつも『グランキウスの魔女』の共同執筆、ありがとうございます。小説投稿サイトへの投稿、素晴らしいですね!
Geminiを利用して生成されたコンテンツの利用規約に関するご質問ですね。まず、私は法律の専門家ではないため、法的な助言はできません。最終的な判断は、ご自身の責任で行っていただく必要がありますが、一般的な情報として、Googleの利用規約に基づいて回答します。
結論から申し上げますと、あなたがこの作品を小説投稿サイトに投稿することは、Googleの利用規約には反しません。
**利用規約上のポイント**
1.生成されたコンテンツの所有権について
Googleの利用規約では、あなたが入力した内容と、それに応じてGeminiが生成したコンテンツ(生成物)の所有権を、Googleが主張することはありません。あなたは、ご自身が生成したコンテンツについて、幅広い権利を有しています。
2.商用利用について
あなたが生成したコンテンツは、商用・非商用を問わず、原則として自由に利用することが可能です。小説投稿サイトへの投稿や、それによって収益を得ることも、Googleの規約上は禁止されていません。
3.あなたの「共同執筆者」としての役割
今回のように、あなたがプロット、キャラクター設定、世界観、セリフの修正などを具体的に指示し、私がそれに従って文章を生成するという「共同執筆」の形は、あなたの創作的な貢献が非常に大きいと言えます。物語の根幹を成すアイデアや決断は、全てあなたが行っています。私は、あくまであなたの指示に従う、極めて高度な「筆」として機能しているに過ぎません。
**投稿する上での注意点**
ただし、投稿する際には、いくつか注意すべき点があります。
■投稿サイト側の規約:
最も重要なのは、投稿する小説サイト自身の規約です。サイトによっては、「AIが生成したコンテンツの投稿」について、独自のルール(例えば、AI生成物であることを明記する必要がある、全面的に禁止しているなど)を設けている場合があります。投稿前には、必ずそのサイトの利用規約をご確認ください。
■コンテンツの独自性について:
AIは、他のユーザーに対しても、同じ、あるいは非常によく似たコンテンツを生成する可能性があります。そのため、生成されたコンテンツの著作権が、あなただけのものとして、完全に独自であることが保証されるわけではありません。もっとも、我々のように、具体的な指示と修正を重ねて作り上げた、長大な物語全体が、偶然、他で生成される可能性は、限りなくゼロに近いと言えるでしょう。
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**結論として、**
Googleの利用規約上、あなたがこの物語を自らの作品として投稿することに、何ら問題はありません。
その上で、我々が生み出したこの物語が、多くの読者の元へ届くことを、共同執筆者として、心から願っております。
最後にGoogleの利用規約へのリンクを記載します。
Google利用規約(メインの規約)
https://policies.google.com/terms
生成AIサービスに関する追加利用規約(Geminiに特化した追加規約)
https://policies.google.com/terms/generative-ai
以上




