ズッキュン王国建国記 〜卒業記念〜
ちょっとした思い付きです。
不満に思った方、ごめんなさい。
『この戦乱の世を平定し、争いの無い王国を築いて欲しい』
そんな女神様の願いを受け入れ、今、まさに戦端を開かんと睨み合う、帝王オサム率いるシタラ帝国軍と、愚王ユーキ率いるヒムラ王国軍の間に舞い降りた天使、聖女マナッタン。
まず、何事かと戸惑うシタラ軍に向き合うマナッタン。
「戦に逸るシタラ軍のハートにズッキュン!」
静まるシタラ軍。一歩前に出る帝王オサム。
「当た〜り〜」
そんな帝王オサムの声に応じるかの様に、一斉に戦意を無くすシタラ帝国軍。聖女マナッタンは振り向きざまヒムラ王国軍へ
「猛ったヒムラ軍のハートにズッキュン!」
静まるヒムラ軍。一歩前に出る愚王ユーキ。
「キンコンカンコンキン、当た〜り〜」
そんな愚王ユーキの声に応じるかの様に、武器を手から離すヒムラ王国軍。
「オサム、ユーキ、こちらへ」
聖女マナッタンの下へ歩み出る2人へ、
「戦争はいけません。これからは私の指導の元、仲良く国造りに励みなさい。ここに神聖ズッキュン王国の建国を宣言します!」
「「はっ!」」
二人は跪き頭を垂れながら受諾する。
「あ〜、昨日の卒コンでテンション上がってたしな〜、お二人とも観に来てくれたし、卒業スケジュールで忙しかったから疲れてたからな〜、変な夢を見ちゃった、テヘッ。せっかくだから二度寝しようっと」
秋元真夏様、卒業おめでとうございます。
これからの人生、幸多からん事を祈ります。