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未来の娯楽

作者: 雉白書屋
掲載日:2022/12/17

 技術の進歩とは偉大かつ、目まぐるしくもある。

時に大股で歩くように、また駆け出すように。

今では全ての仕事をロボットがやっている。

単純なもの、製造、販売から時間を経て、ついには芸術の分野にまで手を広げた。

 その結果、才能の差に自信を喪失し

篩にかけられるように一人、また一人と創ることをやめた。

そうして、人類はただ与えられるだけの日々を過ごすようになったのだ。


 始まりの時代はまだ活気に満ちていたと言う。

ロボットなんかに負けるか、とまだ労働者が息を巻いていた時代だ。

だが次第にロボットに取って代わられていった。

当然だ。ミスなく二十四時間働けるのだから。

ロボットを排除しようとデモも行われたと言うが今は見る影もない。


 誰一人として飢えることなく、医療も受けられ

子供も必要であれば体外受精の上、培養液の中で育てられる。

そうして成長した子供は私のように何もやる気が起きないまま

ロボットたちに管理され生きている。

 もう何一つ我々ができることはない。

 

 そう思っていた。

しかし、そんな我々でも一つだけ生み出すことができるものがあったのだ。



 先駆者とは偉大だ。ああ、始まりの時代よ。感謝。

私は今日も実行者たちのその映像を眺めて、自分ならどうするか

どう、人とは違うやり方ができるかを考えている。

 新しいスポーツであり、芸術、ゲーム。

 ああ、考えるとは楽しいものだ・・・・・・。


 自殺は人類だけの最高の娯楽だ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自殺は人類だけの最高の娯楽だ。この言葉に、感銘を受けない人物がいれば、それは、ゾンビでしょうね。 [気になる点] 無 [一言] 更に頑張って下さい!!1
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