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シエル視点2
遅くなってすみませんm(_ _)m
物凄く短いですがシエル視点完結です!
「…貴様の何もかもが気持ち悪いからさっさと失せろ。」
俺はずっと言いたかったことを言えてとてもスッキリした。
後は静かに近寄ってきているお嬢様ラブのレオン様が何とかするだろう。
これにて一件落着!後で1発馬鹿王子を殴ろう!
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俺は自分の部屋で必要な荷物をまとめていた。
2時間後にはこの国から出ているのだろうと思うと感慨深いものがある。
断じて追い出される訳では無い。むしろ一緒に来てと言われてしまったのだ。
お嬢様の頼みなら断るはずが無い。
来ないでと言われても俺は何がなんでもついて行くつもりだったが、そんなことをお嬢様から言われたら傷つく。生きていけない…
今までの屋敷でのお嬢様との思い出を思い出している間に詰め終わった荷物に蓋をした。
お嬢様の手伝いをしに行こう。
お嬢様に重いものを持たせるなんて専属執事失格だ。
そうと決まれば急がなくては…
俺は5歳の頃から過ごした自分の部屋を後にした。
読んでいただきありがとうございます(*^^*)