すごくどうでもいいけど、幼女という言葉の使われ方に疑問を覚える今日この頃
幼女。
それは大きなお友達にはトキメキをもたらす魔法の言葉。(偏見含む)
このサイト内でのタグ検索では、2000以上の該当する作品があるそうです。総数から考えると大した数ではあります。
しかし、作品内で該当するキャラクターが出てきたという意味では、数字はもっと跳ね上がるのではないかと思います。
でもそのキャラクターが何歳くらいなのか、結構幅がある気がするのです。正確なデータ取りをしたわけではありませんので、なんとなくですが。
それでちょっとネット上で調べてみましたが。
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よう‐じょ〔エウヂヨ〕【幼女】
おさない女の子。
(出典:デジタル大辞泉)
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幼女とは、少女より年齢の若い女性の事。幼い女の子。
・概要
幼女は若い女性のこと。
幼女の正確な年齢の定義の上限は決まってないが、だいたい小学生あたりの女性が上限である。
20歳や30歳を超えた女性を幼女と称するのは少し無理がある。
(出典:ニコニコ大百科)
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少女は、七歳から十八歳程度の女の子。
幼女は満一歳から小学校3年生くらいまでを、婦人は満二十歳以上を指す。
(出典:少女 - Wikipedia)
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この時点でアバウトでした。年齢二ケタは超えそうにないイメージですが、どこまでを「幼い」って判断するのか、その人の主観が入ると思うのですが。
まぁ、年齢称って、大体そんなものですけど。
「少年」「少女」はおおよそ上限をなんとなーく区別していますが、「男子」「女子」ともなれば上限はありません。マダムたちの集いを「女子会w」と呼ぶのを批難するなんて甘い甘い。スポーツ関係を見てみれば年齢問わずに「男子」「女子」。マスターズ陸上を見れば100歳以上の「男子」や95歳以上の「女子」がいるのですから。
二〇代・三〇代ともなれば、子供から「おじさん」「おばさん」呼ばわりされるのが、地味~に傷つくようになるのです。一般的な「小父さん」「小母さん」ではなく、本物の甥・姪から呼ばれた「叔父・伯父」「叔母・伯母」だとしても、「お兄さん」「お姉さん」とのボーダーラインに悩むようになるのです。
脇道にそれた話を戻しますと。
実は「幼女=幼児期の女性」とするならば、日本ではハッキリと決まっています
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第一節 定義
第四条 この法律で、児童とは、満十八歳に満たない者をいい、児童を左のように分ける。
一 乳児 満一歳に満たない者
二 幼児 満一歳から、小学校就学の始期に達するまでの者
三 少年 小学校就学の始期から、満十八歳に達するまでの者
(出典:電子政府の総合窓口e-Gov 児童福祉法)
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満一歳から、小学校入学まで。誕生日によって変わる場合もありますが、日本国内では多くは六歳まで。
それが「幼女」の適応年齢らしいです。
……改めて数字を見ると、低いな。
まぁ、ほとんど関係ないですが。現実でも、このサイト内の小説であっても。
実年齢を知ることができない場合、外見年齢で判断してしまうのですから。
大抵の場合、ちっさい女の子だったら、みんな「幼女」って呼んじゃうわけです。
ただそうなると、別の問題も生まれてくるわけですが。
小説のキャラクターの場合、真実「幼女」というのは、すごく扱いにくい存在です。
精神的・社会的・肉体的にも子供なわけですから、活躍の場が存在しないのです。それどころか場合によっては親というオプションが束縛にもなりうるわけです。
サブキャラクターとして出すのは問題ありませんが、主役クラスには使えません。いや小説にするのが不可能ではないでしょうが、おままごとやプ○キュアごっこをする現実的な幼女の視線に立った小説を書けるかという問題です。ニーズはあるかもしれないですが、作者の精神がもつのかという疑問が。
それを回避するには、大人が転生した、肉体が若返った、タイムリープした、成長が遅い種族であるなど、なんらかの方法で、見た目は幼女・頭脳は大人にするしかありません。
でも、それ……
ロリババアってカテゴリーとかぶらない?