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第四章+また・・・!

今回はギャグ仕様な感じになりました!

祐平好きですね〜=w=

―――――永遠に変わらない心を、貴方に届けたい・・・・・



「―――――ねえねえ?美波ミナミ〜♪」

「ハイ。」

只今電話に出る事が出来ません、とかは通用しないかな・・・・・。

結構危機です。

この学校に来て約一週間。

祐平ユウヘイ先輩とどういう関係なの〜?」

女子数名に囲まれてます!

ヤバイです!

しかも皆般若みたいに笑ってる!!

冷汗だらだら

女子の視線じりじり

皆〜能面、被ってません?

「さっさと答えないと・・・・・。」

ヒ―――――――――――ッ!!

逃げられません!

脱走不可能であります!!

「こうよぉっ!!」

脇腹こちょこちょー

「ひゃぁぁぁっ!!やめてぇっ!!」

もがきます、必死に抵抗してます。

だけど、人数には勝てません!

「べっ・・・・・別に何の関係でもありませぬぅぅ!!!」

「白状なさい!!」

白状してますって〜!!

「ちょっとアレです!買い物してたら会っただけです!遭遇偶然!!」

「嘘だ!!」

買い物は嘘です!!

でも関係ないのは本当だ――――ぁ!!

そんなの関係ねぇ!!

しまった!古い!!

「解放本望――――!!」

何だこの変な四字熟語・・・・。

遭遇偶然、解放本望って・・・・。

とりあえず誰か助けてぇぇ!!

「ちょっと、止めたら?」

救世主参上!!

「解放本望って言ってるじゃない。」

そこですかっ!?

「まあ好きな人なんてね〜こんな入学早々無いわよ、しかも先輩なんて。」

ごもっともでござりまする!!

あ、このお方は万里坂友紀恵マリザカ ユキエと言いまして、委員長キャラっぽいけど残念ながら委員長じゃない人。

「・・・・・・そうですよね〜?やっぱり中学入ったばっかりで有り得ないですよ・・・ね?」

「有り得なくも無いけどね。」

「・・・・え゛?」

「例え話よ、心当たりが有るの?」

「いいえっ!有りませぬ!!」

涙目で訴えたのが良かったのか、友紀恵様(何故様?)はあっさりと去ってくれた。

――――――しかし

「美波居ますか?」

「・・・・・・え?」

この声はぁ・・・・・っ!

「美波?」

女子の視線レベルアップ。

「せ・・・・先輩・・・・・?」

何でこんな所に・・・・・!!?

「キタ―――――(゜▽゜)――――――!!!」

あんたら何処の人間よ!!

その台詞はメイドとか‘萌え〜’なモノを見た時の言葉・・・・って!何でこんなに詳しいの!?私ぃぃ!!

女子の視線を真夏の太陽光線の様にさんさんと浴びながら、祐平の居る教室の入り口へと小走りで行った。

「・・・・・・何をしに来たんですかっ!?」

「いや、なんとなく。」

殴って良いでしょうかね、この人。

美波の黒いオーラを感じ取ったのか、祐平は慌てて言った。

「ゴメンゴメン、冗談冗談〜怒るな怒るな?」

「・・・・怒ってません・・・・!」

怒ってるって〜

祐平は思った。

「あの海の絵を着色するんだけど、今日空いてる?」

「・・・・着色したんじゃないんですか?」

美波はキョトンとして聞いた。

「あ〜今度は油絵で描きたいな〜って思って。」

「良いですよ、帰宅部ですし。」

アッサリと了解した美波

女子達の視線を考えずに。


グワシィッ!!


「美波さ〜ん?」

「ひぁいっ・・・・!」

肩を掴まれる。

女子達が「捕獲完了!」みたいな怪しい目で美波を見つめる。


オーマイゴット!!


美波は必死に女子達に説得した。

一時間は軽く超えたっけ・・・・・。


まあいいや!

また先輩と一緒にあの海に行くんだ!

やったぁ!

予定なんか入れない!

何が有ろうと!!

無いと思うし!


美波は授業の中身を適当にメモしながらワクワクしていた。


・・・・般若、怖いなぁ・・・・(^△^;)

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