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第十七章+初夏

久し振りです・・・・・

アイスを一気に食べて頭が痛いです・・・・(アホ

でも前歯で食べると痛い・・・・

他に良い食べ方無いですかね・・・・・・。


探してみよう!

「祐平・・・・」

美波は何気なく言った。

そう言ったつもりだった。

「何?美波」

祐平は空を見る顔を美波に向けて言った。

祐平は何時もの様に微笑んでいた。

「あ、あのさ・・・どうして、退院しないのかなって・・・・思って」

少し怖かった

聞くのが

少しだけ

「――――――」

祐平は何時もの様に微笑んだ

少しだけ微笑みが歪んだ様に見えた。

「―――――――分からないなー何でだろう?」

にこりと笑った。

祐平の笑みは

私を安心させる。

だから、大丈夫だよね。

「じゃあ、どんな検査とかしてるの?」

美波は少し興味深く聞いた。

「――――――血液検査とか・・・・点滴とかかな・・・・?」

「注射・・・・・!」

美波の顔が蒼くなってく。

「平気だよ、慣れたから」

「慣れちゃ駄目だよ・・・・そういう痛いのとか・・・・・」

点滴も、注射も、美波にとっては強敵だ。

痛くない針注射とかあるらしいけど、さっさと学校に導入してくれないかな・・・・。

血液検査が物凄く地獄だったから!

美波はそんな事を心の中で語っていたのだった。

「美波は最近どう?」

祐平は少し笑って言った。

「えっと・・・・そろそろテストがあるから勉強かなー?」

美波は考える仕草をしながら言った。

「祐平は?」

「僕?なんだろ、美波の事考えてるかもね」

にこり

祐平は微笑んだ。

どきり

美波はときめいた。

安心する

凄く

物凄く

何にも負けない微笑み

これ以上の安心は無いと思う。


そう、思った。


「――――――――――じゃあね、明日、また来るから」

美波はそう言って椅子から立ち上がった。

「――――――待って」

祐平が言った。

美波はバックを持つ手を止めて祐平を見た。

「――――やっぱり、何でも無い」

少し寂しそうに祐平は言った。

「どうしたの?」

美波は少し戸惑った。

祐平の初めて見せる表情。

「ん、何でも無いんだ、何時でも言える事・・・・・だと思う」

祐平は苦笑いしながら言った。

「本当に?」

美波は顔を祐平の顔に近付けながら言った。

「本当、少し特別な時に言う事だけどね」

「――――――そう、じゃあ私行かなくちゃ」

美波はバックを取っていった。

「分かった、じゃあね、また明日。」

祐平は笑った。


夜の星が瞬き始めていた。


――――――――――夏の暑さが感じられる季節に入り始めたあの日・・・・・・・・



―――――前書きで物凄く関係無い事を書いたのですが、良いのがあったら教えて下さい・・・・。

ヨロシクお願いします☆

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