6話
サイガ「依頼料こんだけか…」
元神「仕方ありません。最初の村ですから」
サイガ「この銀貨5枚で何ができる?」
元神「お金のレートとしては銅貨1000枚で銀貨1枚、銀貨1000枚で金貨1枚。金貨1000枚で白金貨1枚です。銅
貨1枚1円計算でいいかと。ただ最初の村なのでだいぶ価格は安いと思いますが」
サイガ「とりあえず寝床を探すか」
元神「人の体は大変ですね」
サイガ「お前は寝なくていいのか」
元神「目を瞑ることはありますが、眠ると言うことはしていないと思います」
サイガ「それじゃお前は外でもいいのか?」
元神「それは困ります」
―
サイガ「一部屋か」
元神「仕方ないですね、普通一人でくるようなところですから」
サイガ「それじゃ俺は寝る。イムの様子もしっかりみておいてくれ」
元神「はいはい」
―
元神「寝言とか言わないんですね」
サイガ「知らん。寝ている時は意識がないからな」
元神「それでは次はどうしましょうか?」
サイガ「そうだな、まずはこの村の依頼を全てコンプリートする」
元神「そう来ますか…ですが、他のところへ行った方が、能力が伸びるのでは?」
サイガ「それもそうだな、だが困っている奴らは仲間になりやすい。弱者も集まれば少しの戦力にはなろう」
元神「素直に困っている人を助けたいと言えばいいのに」
サイガ「結果的にそうなっているだけだ。それに恩は売っておくにこしたことは無い。なぜかまだlvが上がってないから
な」
元神「スライムは倒したわけではなく、仲間にしたわけですから」
サイガ「普通仲間にしても経験値はもらえるはずなんだが」
元神「なんの話をしているんですか、そんな甘い話があるわけないじゃ無いですか」
サイガ「そうなのか、それも含めlvを上げて金も稼いでおきたい」
元神「それではこの村を攻略するとしましょうか」
サイガ「あぁ、それじゃあ行こうか」
元神「イムも喜んでいますね」
サイガ「飯の時間だと思っているんだろう」