5話
元神「おめでとうございます。第2のお仲間ですね」
サイガ「イムだ」左肩の上のイムを指す。
元神「随分名づけが早かったんですね」
サイガ「あぁ、なぜかピンときた」
元神「私の名前もピンときてくれると嬉しかったんですが」
サイガ「そう悄げるな、適当な名前だと俺もしっくりこない」
元神「左様ですか、それでは村へ戻りましょうか」
サイガ「英雄の誕生だな」
―
サイガ「そういえばこの依頼を達成した後どうしたらいいんだ?」
元神「この依頼の下に書いてある住所と言うんでしょうか、名前を尋ねればいいと思います」
サイガ「全員のところへ行くのは時間がかかるな」
元神「仕方がありません。地道に行きましょう」
サイガ「今は夕方だから大体全員が家にいるだろう」
元神「何をするんですか?」
サイガ『スライムの依頼を出した奴!!出てこい!!』
元神「急にうるさいです。耳が裂けます」
サイガ「だが、これで集まる」
元神「それは静かな村で急に大声を出せばみんな騒ぎ出しますって…」
サイガ「ほら、集まってきた」ざわざわ人が集まってくる。
依頼書を3枚だす。
サイガ「このスライム討伐について依頼したものは出てきてくれ。この通りスライムは俺の手の中にいる」
3人の人間が出てくる。
サイガ「まだこういったことはしたことがないのだが、これは討伐したことになるのか?」
村人A「えぇ…危害が無ければ…」
村人B「そうですね…被害がなければ」
村人C「危害を加えないという証拠を見せてもらえれば」
サイガ「危害を加えないか、俺の仲間は危害を加えないが他にいるスライムはお前たちに危害を加えるかもしれない。
それは理解できるな?」
C「えぇ…」
サイガ「それでは木の実を渡してくれ」サイガは村人に赤い実を渡す。
C「ええい!ままよ!」赤い実をスライムへ差し出す。スライムは一切攻撃を与えずに赤い実だけをそろっと取り、食べる。
C「これであれば大丈夫かと…」
サイガ「よし、ならば依頼料を頂こうか」