19話
元神「すごいー!ケルちゃんがイキイキとして走っています!」
サイガ「イムのスキルのおかげだな」
ケルちゃんの四肢をイムが絡みつき、強化を使うことによって身体強化とする。
元神「とても早いですね」
サイガ「これくらいなら早く着くだろう」
元神「そうですね…」
サイガ「にしてもいいスピードだな」
元街「あれ?これ結構早すぎません?」
サイガ「大丈夫だろう…?」
―
元神「うう…」
サイガ「元とはいえ神が乗り物酔いするものなのか?」
元神「あの状態で今立っていられる方がおかしいと思うんですが…」
サイガ「確かに最後の方はかなり揺れが激しかったが」
元神「あそこまで揺れるものなんて乗ったことがありませんでした…」
サイガ「いい経験をしたな」
元神「できればもう少しゆっくりがいいです…」
サイガ「あと半分はありそうだな」
元神「もう少しゆっくりしましょう…」
サイガ「お前のご主人様は情けないな」
「クゥーン」
元神「こればかりは…」
―
サイガ「イムは頑張ったな」
スライムを労わりながら赤い木の実を与える。
元神「あれ、その実は…」
サイガ「ああ、店に売っていたからな。買い溜めておいた」
元神「その辺はちゃんとしているんですね」
サイガ「ずっとちゃんとしているだろう?」
元神「そうですね…」
―
元神「やっと着きましたね!」
サイガ「結局あれから7日たったな」
元神「すみません…」
サイガ「得手不得手はあるもんだ」
元神「それでは行きましょう!」




