16話
モンド「お前は…」
サイガ「間に合ったようだな」
サイファー「父ちゃん!」
サイガ「それじゃ、俺はこいつを連れていく」
―
サイガ「ま、仕方ない。次の街に行くか」
元神「致し方ないですね。こればかりはお人によりますからね」
サイガ「鍛冶スキルと装飾スキルさえあればこれからだいぶ楽になると思ったんだがな」
元神「他にもいらっしゃるでしょうから」
サイガ「両方とも“上級”だがな」
元神「その内いら…あ」急にサイガの元から離れる。
サイガ「どうし…」
モンド「おい!兄さん!」
サイガ「モンドにサイファ?」
モンド「すまなかった!」
サイガ「急にどうした?」
モンド「お前さんを疑っていた!しかしそれは間違いだった!」
サイファ「お兄ちゃんありがと!」
サイガ「ああ」
モンド「よく分かれねぇが仲間が欲しいんだろ?仲間にさせてくれ!」
サイガ「いいのか?」
モンド「ああ、男に二言はねぇ」
サイガ「それでは右手を出してくれ」
モンド「ああ、こうか?」
サイガ「大丈夫だ」握手を交わす。2人の手に紋様が浮かび上がる。
モンド「なんだこれ」
サイガ「これでモンドは俺の仲間だ。それじゃサイファと楽しく暮らせよ」
モンド「こんだけでいいのか?」
サイガ「ああ、もう十分もらったからな」
モンド「それじゃこいつも貰ってくれ」サイファから得物を取り、サイガへ。
サイガ「これは…」
モンド「昨日の礼だ。俺の作った中でもいいもんだ。受け取ってくれ」
サイガ「剣か…」両刃の白い剣。見るからにいいものだと分かる。
モンド「本来は売り物じゃねぇんだが、そんなもんより大事なもんを守ってもらったからな」
サイガ「たまたまだな。ありがたくいただいていく」
サイファ「お兄ちゃんまたねー!」帯剣し街を出る。




