11話
サイガ「王国に近づくにつれて、宿もよくなっていくな」
元神「お一人分ですから安くも済みますしね」
サイガ「値段はどうにかならないものか…」
元神「難しいでしょうね、依頼をこなして稼ぐほかありません」
サイガ「明日から向かうか…」
元神「それではおやすみなさい」
サイガ「ああ」
―
サイガ「それでは行こうか」
元神「ええ」
―冒険者協会―
サイガ「ここは依頼が豊富だな」
元神「それだけ危ないということですよ」
サイガ「それだと王国は依頼がたくさんあるのか?」
元神「王国くらいになってくると、自衛の力もあるのでこちらよりは依頼が少ないかと」
サイガ「そうか…」依頼を見てみる。
―
受付「ハウンドの討伐の依頼でよろしいですか?」
サイガ「ああ、行ってくる」
受付「生息地は…あれ、もういない。次の方どうぞー」
―
元神「北東に5匹いますね」
サイガ「さっさと倒すか」
元神「そうですね」
サイガ「尻尾が必要だから気をつけないとな」
元神「毒にはお気をつけて」
サイガ「そうだな…」
―
元神「可愛いですねぇ…冥犬のケルちゃんみたいです」
サイガ「なんかお前に懐いているんだな…やりにくいんだが」
元神「この子飼っちゃダメですか?」
サイガ「はぁ…お前、同族殺しでもさせる気か?」
元神「まぁ、その辺はお任せしますので」
サイガ「イムは…よさそうだな。仕方ない…ちゃんと面倒を見るんだぞ」
元神「はい!ありがとうございます!」
サイガ「ったく…でもそいつ宿入れないからな」元神「あ…」




