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不透明

作者: 悦子

実験材料の様な私の存在

冷たい雨にあたって

その言葉で罵られ

光に当たらない暗い空間

その感情に火を点ける


    愛しているの?

    夢見ただけかも

    現実は見たくない

    とても酷いから


ばら蒔かれたガラスの破片が

キラキラと輝く夜

私の甲羅にヒビが入る


    泣いてもいいの?

    泣けばいいの?

    私の涙を拭う指はある?


感情だけで生きられたら

どんなに楽だろう

あなたのような強さはいらない

穏やかな空気を望んではいない

ただ

夢を捨てられないだけ


    愛しているの

    あなたのことを

    だから さようなら


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