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第20話 魔道具屋フラムレグス王都店が出来ました!

アルマ達は城を出て、新しいお店を開く為の物件を見ていた。


「ここはどうかしら?」

ミネルヴァはあちらこちらにアルマとバルトを連れて歩く。


「うーん、ちょっと広すぎるかも…」


そんな感じで4軒目の物件にたどり着く。


「ここはどうかしら?大きさは丁度いいと思うわ」


「うん!ここいいかも!」


「では、ここを今日からアルマくんのお店として登録するわね」


「えーと、お金はどれくらいかかるんですか?」


「お金は大丈夫よ、これは国王様からのプレゼントなのよ」


「えぇ!そんな…いいんですか?!」


「ふふ、お礼は国王様にね」


「では、私は役所に戻りますが、お二人はどうされますか?」


「えーと…」


バルトの方を見るが、アルマに任せると言う顔をしていた。


「では、折角なので新しいお店の中を整理します!」


「そうですか、では何か困りごとがありましたら役所に来てくださいね」


ミネルヴァはそう言うと役所へ戻っていった。


「それで、この後どうするんだ?店の掃除するのか?」


「んー、ちょっとバルトさんに連れて行って欲しい所があるんです!」


そう、行きたかったのはフラムレグス王都にある魔道具屋だ。

魔道具をあるにも、事前に今何が世の中に出回っているか調べる必要がある。


「えーと、魔道具屋はこっちだ」


バルトに連れられて行くと、剣やら杖が置かれている店にたどり着いた。



カランカラン



「いらっしゃい、何かお探しですか?」


「ちょっとどんな魔道具があるのか見に来ただけで」


「ごゆっくりご覧ください」


店内の壁や棚には様々な武器があり、どの武器にも魔石が埋め込まれていた。

そして、小さく魔法コードが書かれている。


「すみません、ここにある魔道具は武器だけですか?」


「そうですね、うちの店と言うより魔道具は高いから生活で使おうとする人はいないから、普通は武器しかないですね」


確かに、金額見るとどれも魔導書より高かった。


「魔道具ってどう言うふうに作ってるんですか?」


「ははは、坊ちゃんは魔道具に興味がおありですか?魔道具は一般的にまず契約している鍛冶屋で物を作り、その後魔法を管理している貴族の方に魔法を入れてもらうのですよ」


「魔法って誰でも入れてもらえるんですか?」


「自身の武器に魔法を入れるのはお金さえ払えば出来ますが、魔道具を売るとなるとその魔法を管理している貴族の許諾が必要となります」


「へぇ、ちなみにこの魔石の魔力が無くなったら魔道具って使えなくなるの?」


「魔石が無くても、自身の魔力を使えば使えますし、魔石に自分の魔力を貯めることもできますよ」


つまり、魔石は充電可能な電池って事か。


「自分で魔法使うのと、どう違うんですか?」


「魔道具は基本的に魔石の魔力から使うので、戦闘の時に魔力を練る必要がなく、敵に集中しやすいのが利点です」


「なるほど」


結果わかったのは、この世界では生活用の魔道具がおそらく存在しない事。

作っても高価で一般人には買えないと言う事。

魔石は充電可能という事。


「ありがとうございました!勉強になりました」


「またのご来店をお待ちしております」



カランカラン



「これからどうするんだ?」


「実は一旦村に帰ろうかと思って」


「そうか、だがゲートはこっちじゃないぞ?」


「うん、折角自分のお店ができたから、店内に新しいゲートを作ろうと思って」


「なるほど」



とは言え、元々作ったゲートも早いうちに消しておかないとな。


そんな事を考えながらバルトとアルマは新しい店舗へと向かった。

第20話をお読み頂き、ありがとうございます。

もし面白い、続きが気になる等ありましたらブックマークや評価を付けていただけると大変励みになります。


次回の更新予定は、10月16日の18時を予定しております。

よろしくお願いします。

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