2016-02-11
そう、終わる銀河なら、
こんな不思議なドラマが起きてもいいんじゃないかって思うんだ。
まぁゲームをしている人間にしか分からない
ローカルシステムな話だけれども
「司令官成長クエストで、文7,8,9,10を
協力連合と交換クエストで交換しているのだと分かっているとはいえ
赤ランプ (敵襲撃時の警告ランプ) が回転しているのを見ると
(あの激しい戦争の時代の事を思い出して)
心が躍るな!」
と白チャット (銀河チャット)で、呟いたものだから
そこに【終わる銀河】をどう楽しむのか?を同じく考えたのだろう
まぁそう思う事にするべきか
「ああ、トラさんだからね…」
の一言で片付ければいいのか、
この銀河の名物人「トラ」さん、というプレイヤーが
僕の母星に、襲撃艦隊を送りつけて、赤ランプを常時点灯させてくれた。
まぁ【そういう人】という、長年のプレイヤーキャラクター感なので
【そういう事】も起きなくもないんだけれども
それは【よく知っている人】にしている事であって
あまり面識の無い人にする事では無い。
にもかかわらず、およそ3時間の遠征時間なんて時間を使い
母星から母星に直接、襲撃艦隊が飛んでくるという
【最も効率の悪い】攻撃艦隊を飛ばしてくれたというミラクル。
『嗚呼、これが【終わる銀河】で起きる事だ!』
というファンタジーに感動した。
だから、日記にしたい。
さて、僕は、この銀河では【そこそこの有名人】であり
その【トラ】さんは、この銀河では【超有名人】である。
そんな知る(戦争に明け暮れた)人は、名を忘れる事が出来ない
プレイヤー名を互いに持っていたとしても
『あまり面識は無い』
という不思議な文言が発生するのは、
【活躍した鯖が違う】という、かつてはこの銀河は
【複数鯖】で賑わっていた事が原因である。
僕はこの銀河の第一期、アクエリアス鯖 、通称『Ⅱ鯖』の防衛一位であり
その【トラ】さんは、第一期の、タウロス鯖、通称『Ⅰ鯖』の有名人である。
つまり、活動鯖が違ったので、鯖内では名の知れた人であっても
他鯖では『誰ですか?』状態でしかない。
そして、Ⅱ鯖で『銀河帝国』と激しい戦争をした【程度】という僕と
【どの鯖でも名の知れた】という次元の違う有名人の【トラ】さんとでは
プレイヤーの知名度が違う。
そのトラさんが、何故有名なのかは、後で書くとして
第一期という、この銀河の最初では、
第一期そのものが最終的に (第二期でそうなったのか覚えてないが)
6鯖まで平行銀河が生まれ、6つの銀河で、
6つの鯖の個々で、名の知れたプレイヤー達の大勢が生まれた。
そういう意味では、【Ⅱ鯖でちょっと知られた程度のプレイヤー】
という位置付けでしか僕は無い。
ともあれ、第一期の初期では、こういう意識感であり
Ⅰ鯖は『戦争に明け暮れる戦争狂しか居ない銀河』
Ⅱ鯖は『Ⅰ鯖の戦争狂を嫌って農民だけが集まった農耕鯖』
という、戦争鯖と農民鯖、という認識で考えられていた。
それは結果的に、最後の、今が第11期だったか?
この鯖が併合されて、収束された【最後の銀河】になってみると
『最も戦争に明け暮れたのはⅡ鯖民』
という結果になり、残っている面子で多いのもⅡ鯖民だというのを思えば
『戦争鯖はⅡ鯖だったのだろう…』
という結論を付けるしかない。
それはⅡ鯖の第三期、
【僕達の楽しい1ヶ月戦争】
という、
この銀河で戦争をした者達が、他の鯖までその話が轟き響いて
銀河の皆が畏れた、末期的な戦争をしたからなのだが、
第一期の、『戦争狂』と『農民』で割れた
Ⅰ鯖とⅡ鯖では、後に、そんな事になるなど、誰も考えもしなかったろう。
だが、その運命に陥る原因は、
すべからく、『第一期』に全ての原因が集約していた。
Ⅰ鯖は『第1期に戦争をし過ぎたが故に戦争が出来なくなった』
のに対して
Ⅱ鯖は
『第1期に怨恨を残す戦争を
恒常的に繰り返した故に慢性的に戦争をする鯖になった』
だった。Ⅱ鯖は第一期に農耕鯖と笑われていたが、
戦争をしなかったわけじゃない。
むしろ戦争の勃発回数は、Ⅰ鯖よりも多かったハズだ。
ただ、【戦争の質】が違った。
Ⅰ鯖は、戦争が『2大巨頭連合』にその勢力が集約し
2大巨頭が、壮絶に殴り合うという、【清々しい戦争狂】の戦争で
鯖の戦争が進み、
そのせいで第一期で引退した
プレイヤー続出という事を起こしたのに対し、
Ⅱ鯖は、8つほどの大きな連合勢力が生まれ
それが外交と権謀術数を織り交ぜて
農耕をしながらも慢性的に戦争をするという
【ねちっこい戦争】を続けた
という【戦争の質の違い】にあった。
そしてⅡ鯖はそれが故に
【第一期の怨恨】を、第二期、第三期と継続させ
遂に第3期に『【僕達の楽しい1ヶ月戦争】』と呼ばれる
この銀河のほとんどの生き残ったプレイヤーを震撼させた
【シーズンエンドまで終わる事のない永久戦争】
をする事になったのだ。
逆にⅠ鯖は第Ⅰ期で2つの巨大勢力に収束してしまい
その後、戦争そのものがデキレース化し、
『あの2つ以外には勝てないよ』
という諦めムードになり、戦争そのものが不活性になった。
不思議な話である。
【戦争狂】は戦争ができなくなり
【農民】は戦争に明け暮れた。
まったく、この最後の銀河になって振り返ると
それは不思議な話である。
そしてだからこそ、この邂逅はファンタジーなのだ。
相手は【トラ】さん。有名な【課金王】だ。
いや、本当の課金王は多分違う。
持っている司令官の「!?!?!?!?」を見れば
本当に常識的な誰もが泡を吹く課金をしたのは
【トラ】さんでないのは間違い無い。
だが、彼は【パフォーマンス】としての【課金】が素晴らしかった。
だから、僕は彼を【課金王】と呼びたい。
それはこのバトルの後で語るとして、
要するに、第一期からⅠ鯖で名を馳せ、延々と最後までプレイして
最後まで課金して司令官を育て続けて来た
名物プレイヤーの【トラ】さんと
定期的にキャラクターデリートをしては、所有司令官を失い
また新規のプレイヤーアカウントを作っては
0出発を何回も繰り返した僕。
【司令官を育て続けた者】と【司令官をいつも投げ捨てた者】
その視点で見れば、この巡り合わせは対極構造といえる。
そしてⅠ鯖とⅡ鯖なので直接面識の回数が少なく
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ鯖が統合されて、再出発になった第四期の戦争でも
直接交戦はほとんど無かったという、意外に接点の無かった相手だ。
だからこそ、『面識の無い2人が最後の時間での邂逅』
その送り込まれてくる襲撃艦隊を、自分の母星で
【どうお出迎えしようか!?】
悩んだ…。
強い戦艦でお出迎えなど芸が無い。
相手は大道芸人である。
きっと派遣艦隊には【ネタ】が盛り込まれているに違いない。
そのネタの内容が分からないなら、
こっちも【ネタ】で返すしかない。
『全員急造艦か!?
コス7全員急造艦という、あのネタの定番で行くか?』
と、お出迎え艦隊の構成に悩んだが、
散々『母星急造艦でお出迎え』で残念な気持ちにさせて
お帰り願った僕である。
ツマラナイ。
急造艦でお出迎えなんてツマラナイ…
急造艦を越える【ネタ】…
ピコーン!
そうだ!
『全員【防御艦】!!!』
攻撃艦の1隻も無い、防御艦しか居ない編成
コレダ!!!
そして、僕は急いで防御艦を配備する。
そう通称L5D。
『LーⅤ型:硬装防御艦』
最も僕が使うハズの無い、最も僕と縁遠い
しかし最も僕がそれを良く知るという、アレ!!!
『そんな馬鹿な!!AreDがL5Dを作っているだと!?』
そう驚愕される!それが面白いんじゃないか!!!
まぁきっと【トラ】さんには、
「馬鹿な!AreDがL5Dを使っているだと!?」
の笑い所は絶対に分からないと思うのだが…。
第三期『僕らの楽しい1ヶ月戦争』で
『Ⅰ型戦艦使い』として、散々、『緑のL5D』を付け狙い
『緑のL5D』を破壊する、ありとあらゆる驚愕的な方法を生み
「popiだ!popiが出たぞ!起きろ!!みんな!
掩護艦隊を引き上げろ!!
起きなければ掩護艦隊の全てが、奴のⅠ型の餌食になるぞ!!
ああ、またL5Dが奴のⅠ型に食われた!!
逃がせ!!L5Dを逃がせ!!
奴の前に、L5Dを出すな!!!
奴は、L5Dを見れば、狩りに来るんだ!!」
と、第三期は違うプレイヤーネームでアカウントを取り直してたので
それが第一期の防衛王AreDさんだと気付かず
『新人のⅠ型戦艦襲撃者popiという蛮人』
として、L5Dを散々狩った、L5Dの天敵なのだから
そのL5Dの天敵が、遂に自らL5Dを作ったとなれば
それだけで笑いだ。
『僕達の楽しい1ヶ月戦争』
をした者にしか分からない、物凄い笑いである。
さぁ、L5Dを『ノックしたパーツ』で『フル改造』したぞ!
【ネタ】の仕込みは万全だ!
さぁトラさん、貴方はどんな【ネタ】艦隊を僕に送ってくれたんだ!
熱いバトルと行こうじゃないか!!
うおう!【イカ】かよwwww
【イカ】でコス8かよwwwwww
凄いネタ艦隊だな!!wwwwww
でラストが【グランヘリオ】かよwww
そこでグランヘリオが旗艦なのかよwwww
流石、【ネタの課金王】
やる事がひと味違うな!!!
この笑いは、この銀河で戦った者にしか、分からんわ!!!
ってこの画像をキャプって見せたら
バルクホルンさんって有名なⅡ鯖戦士にさえ
「ごめん、これ、このゲームのプレイヤーにも
全く分からんわwwwww」
って言われた!!!!
凄い!!
バルクホルンさんの様な歴戦の勇士をして
「わからねぇwww」
って言われるほどの高度なネタ合戦!!!
実はL5Dの量産が間に合わなくて、
仕方ないんで、同じぐらい防御しかできない
MーⅤ制圧艦という戦闘できない戦艦を混ぜたのだが
その防御艦族で、このコス8を撃退してしまった!!
コス4,コス2,コス2,コス2,コス3 という
「そんなバナナwww」という内政指令官と防護艦隊の5枚で
イカとグランヘリオのコス8を撃退!!
『これだ!!終わる銀河でしか起こらないファンタジー!!
それは正しく、これなんだ!!\(^o^)/』
それに思わずスクリーンショットで日記を書く。
そうさ!
終わる銀河で見るモノ
それはこんなファンタジーであるべきだ!!
そう思う!
そして、僕はだからこそ、この【トラ】さんをディスりたい!
彼が何故【課金王】なのかを!
そう恐らく、本当の課金王は別にいる。
しかし【トラ】さんが課金王たる所以は
『ニコニコ動画』のライブ動画で、
『定期的に3万円分の課金』で司令官を回して
「この銀河で課金するとはこういうことだーー!!!」
というネタ動画を、
身を張って見せてくれた大道芸人だという事だ!
僕もこのライブを見に言って、
「吐きそうになる課金での司令官回しプレイ」を見て
本当に吐きそうになった事がある。
「今月は、もう18万も回しちゃった\(^o^)/」
とか銀河チャットで語り
事実、6回のライブを見て、
本当に18万も回したのを目撃したのだ。
それを5年間、似た様なペースでやって来たのだから
累計では200万円ほど、
この銀河にお布施したのではなかろうか?
いやもう、コス8なんて都市伝説の司令官作れている時点で
それだけの金額を課金してないと説明が付かないのだけども
「むしろこれは運営側の課金誘導するサクラの人であって欲しい」
という訳の分からない願いを抱かずには居られない。
今になってしまえば、運営のサクラの方がまだマシだ!
現実に本当に、この銀河に200万もお布施をしたというなら
この銀河を何ヶ月か支えたのは、この【トラ】さんになる。
つまり、彼はこの銀河 (という鯖)を支えた神なのだ!
そんな人間が、本当に存在していいのだろうか!?
大金を使うことが悪だというなら
宝石を買って喜ぶ女性は悪になる。
だから大金を使うのは、その個人が満足するならそれでいい。
それは分かる。
だが、分かっていた事のハズだ。
ブラウザゲームなんて、【必ず終わりが来る存在】だって事は。
そこに課金をするという事は、
金をドブに投げ捨てる事なんだから
【ドブに投げ捨てても、まぁいいかな】
って思える程度しか課金してはならない。
楽しめました!程度の金額で納めるべきなのだという事を。
それが逆算すると200万円も課金して
そして【終わる銀河】の為に、その課金は見事に
【無かった事】になっていっているのだ。
そんな人間が現実に存在しているのだ
という事を信じたくないww
むしろ今は、運営側が今の、500円を1円に落として
回させていたサクラプレイヤーであった、
と暴露してくれた方が、遙かに気が楽になる。
「貴方は、恐らく、何の意味も無い事に
大金を投げたのだ。
それは貴方にとって、もしかしたら端金なのかもしれないが
端金にしても、投げる価値のあるモノに投げてこそ
金の価値ではないか?
そして、逆に、お金という概念は
現実感として、そんなモノであるという査証にもなっている。
例えば、これが終わるゲームの最後の瞬間なんて
生やさしい話ではなく
貴方の命の終わりだったと考えた時
貴方の命が、どう転がっても無くなる時に
その時、1億円も10億円も100億円も1兆円も
大金と呼ばれるお金は、
それが貴方にとっては、何の意味があるのだろうか?
貴方が亡くなってしまうのならば
貴方にとってお金など、何の意味もないのではないか?
いや、もしそれを、子孫に残す事に価値がある
と貴方が思えば、それが唯一の
貴方がお金を
この世界に存在する意味があると認めた価値になる。
なるほど、精々、金の価値なんてのは
そこが終着点か。
ならば、このブラゲの様に【残されるモノ】が
存在しえない【終わる世界】にとっての
お金の価値とは、一体、何なのだろう?」
そう考えざるおえない。
なんという事だろう!!
たかがゲームだというのに、
この【終わる銀河】で【終わる時間】を見つめると
【人生とは何か?】
ばかりを問い続ける事ができてしまう!
そこにプレイヤーとの出会いが介在するという
ファンタジー。
きっと、こんな事こそが
僕はずっと見たかったに違いない。
なんかこう、勢いだけで書きたいんで
読み物としての遂行とか、校正とか、そういうの
ほとんどやらない、一発書きに近い状態のグダグダ文章感で
やらせてください