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詩集

必然

作者: しのぶ

鋼のごとき必然は

人を哀れむこともなく

地獄の臼の回転は

慈悲を与えることもなく


人生全て蜃気楼

眺めだけならいいだろう

しかしひとたび掴むなら

焼けた(くろがね)掴むよう


人生全て影のよう

寝ている時の夢のよう

夢は夢でも悪い夢

楽しいわけもないだろう


何であろうと構わない

(よろず)のことも苦ではない

ただそら事とたわ言と

まことなき事でしかない


人と家とを投げ捨てて

あれとこれとを投げ捨てて

全てが平らになればいい

ただそれだけと引き換えて

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