颯太のステータス
これは…。
黒崎颯太
レベル3
体力 50
筋力 30
知力18
俊敏28
頑丈5
スキル
静寂の足音
簡易解析
ジョブ
暗殺者
颯太『 物騒なジョブの名前といい、スキルが2つあることといい。僕なんかおかしくない?それにレベルは1からじゃないのか?』
颯太は試しに簡易解析を使ってみた。
するとみた対象の名前と簡易的な情報がみえた。
小野伊吹
レベル1
ジョブ
戦士
山本美樹
レベル1
ジョブ
付与師
三浦和樹
レベル2
ジョブ
解析者
セクメト『言うのを忘れておりましたが、レベルは1からというものではなく、才能がある者やレアジョブを持っている者に関してはレベルが少し高くなる傾向があります。』
と颯太の疑問を解消するかのようにセクメトは語った。
颯太はクラス中の人を簡易解析した。
ポツポツとレベルの高い者もいて、颯太や和樹と同じようなレアジョブと思われるものを持っている者もいた。
セクメト『これから皆様には話し合いの時間を設けます。時間にして1時間、その時を過ぎれば強制的にダンジョンに転送します。』
伊吹『ここもダンジョンじゃねぇーのか?』
セクメト『伊吹様、仰る通りです。ですがここは
【始まりの場所】と言ってモンスターが湧かない安全地帯のようなところです。ここだけでなくダンジョン道中にも【憩いの場所】と言って同じく安全地帯となる場所があるのでご安心を。』
美樹『何が安全よ、ダンジョンなんて化け物がいるおかしなところなんでしょ?そんなところに安全もクソもないわよ…』
セクメト『まぁともかく時は絶対ですのでお忘れなく。各自、有意義に時間を使い作戦を立てるなりしてくださいませ。』