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序章
『 今日もまた仕事かぁ…』
黒崎颯太は今日も冴えない日常を過ごしていた
その日は突然現れた。
急に意識が遠のき気がつくと、見覚えのある場所にいた。
颯太『 ここは…。』
もう縁もゆかりも無いと思っていた場所もう一度ここに来ることになるとは。
木の匂いが鼻を突き抜ける紛れもないここは教室だ
何が起きたのか、なぜここにいるのか颯太は戸惑っていた。
『一体どーいう事だよ!』
どこか聞き覚えのあるその声の主は同級生の(小野伊吹)だ。
その声で我に返った颯太はこの教室が3年2組の教室でそのクラスメイトが全員いるという事を認識した
???『皆様、急にお呼び立てして大変申し訳ごさいません。私はこのダンジョンの管理をしている、セクメト と申し訳ます。以後お見知り置きを』
目の前に現れた【セクメト】と名乗るそれはまるで人間とは違う異質な雰囲気を放っていた…。